別冊映画秘宝新世紀特撮映画読本 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝) の感想
参照データ
タイトル | 別冊映画秘宝新世紀特撮映画読本 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝) |
発売日 | 2014-12-11 |
販売元 | 洋泉社 |
JANコード | 9784800305633 |
カテゴリ | ジャンル別 » エンターテイメント » 映画 » 映画ガイド |
購入者の感想
購入しました。
本書は、洋泉社「読本」の名を冠していますが、「研究読本」ではありません。
つまり「資料性の高い本」というよりは、2014年時点に軸足を置き、ここ10年ほど過去の「特撮」を
振り返り、さらに、来年&それ以降の「日本&世界の特撮映画」を展望した書籍、という表現が適切か、
と思います。
表紙でイメージしてしまう、「ミレニアムゴジラ」の研究読本ではありません。
(ただ「振り返り」の中に、そういう要素も”若干”有りますが)
序盤は、坂野義光監督インタビューに始まり、東宝からゴジラとヘドラの版権を預かる形で
プロモーションしていった結果、今回のギャレス版「GODZILLA」2014に繋がった、という話に始まり
(私はこの記事で、買った価値は有ったな、と思いました)、
来年公開(詳細は語られていませんが)の「進撃の巨人」や「ラブ&ピース」(やたら押してます)、
公開中の「寄生獣」、昨年の「永遠の0」など直近の邦画特撮、更に「パシフィック・リム」の様な
海外特撮にも言及していますが、基本は「邦画特撮の未来を語る本」になっています。
また本書では「ギャレス版ゴジラをどう観たか?」も比較的多くページを割いており、今月惜しくも
逝去された川北紘一監督のインタビュー記事も載っています。
ひとつの作品に絞って解説しているのではなく、通常の「映画秘宝」の様に、ごっちゃ煮で語っていますが
語っている人たちが、特撮ファンに馴染みのライターの方々ですので、読み応えが有るのも事実です。
ですので逆に「ノスタルジー趣味」で本書を購入すると、「なーんか違うよ・・・。」となるかも知れません。
特撮本を買う、というより、「映画秘宝の特撮系増刊を買う」というイメージです。
興味の有る方は、一度パラパラと観た方が良いかも知れませんが、特撮ファンなら、一読の価値は
有る様に思います。
本書は、洋泉社「読本」の名を冠していますが、「研究読本」ではありません。
つまり「資料性の高い本」というよりは、2014年時点に軸足を置き、ここ10年ほど過去の「特撮」を
振り返り、さらに、来年&それ以降の「日本&世界の特撮映画」を展望した書籍、という表現が適切か、
と思います。
表紙でイメージしてしまう、「ミレニアムゴジラ」の研究読本ではありません。
(ただ「振り返り」の中に、そういう要素も”若干”有りますが)
序盤は、坂野義光監督インタビューに始まり、東宝からゴジラとヘドラの版権を預かる形で
プロモーションしていった結果、今回のギャレス版「GODZILLA」2014に繋がった、という話に始まり
(私はこの記事で、買った価値は有ったな、と思いました)、
来年公開(詳細は語られていませんが)の「進撃の巨人」や「ラブ&ピース」(やたら押してます)、
公開中の「寄生獣」、昨年の「永遠の0」など直近の邦画特撮、更に「パシフィック・リム」の様な
海外特撮にも言及していますが、基本は「邦画特撮の未来を語る本」になっています。
また本書では「ギャレス版ゴジラをどう観たか?」も比較的多くページを割いており、今月惜しくも
逝去された川北紘一監督のインタビュー記事も載っています。
ひとつの作品に絞って解説しているのではなく、通常の「映画秘宝」の様に、ごっちゃ煮で語っていますが
語っている人たちが、特撮ファンに馴染みのライターの方々ですので、読み応えが有るのも事実です。
ですので逆に「ノスタルジー趣味」で本書を購入すると、「なーんか違うよ・・・。」となるかも知れません。
特撮本を買う、というより、「映画秘宝の特撮系増刊を買う」というイメージです。
興味の有る方は、一度パラパラと観た方が良いかも知れませんが、特撮ファンなら、一読の価値は
有る様に思います。