自主独立農民という仕事―佐藤忠吉と「木次乳業」をめぐる人々 の感想
参照データ
タイトル | 自主独立農民という仕事―佐藤忠吉と「木次乳業」をめぐる人々 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 森 まゆみ |
販売元 | バジリコ |
JANコード | 9784862380302 |
カテゴリ | ビジネス・経済 » 産業研究 » 農林水産 » 畜産業 |
購入者の感想
この本を読むと、奥出雲にでかけて、佐藤忠吉さんから直接話をうかがっているような気分がしてくるから不思議です。佐藤忠吉さんとは、日本のパスチャライズ牛乳の草分け、黄色と赤のパックが可愛い有機牛乳、木次乳業の創業者。
「植物だって切られることは痛みを感ずる。
それを知らないのは我々だけではないか。
それでも人間は生きていくためには食べなければならない。
ただしむさぼり食わないこと。
そしてそれらの命に代わって生きてまっとうに働くこと。」(本文より引用)
このまっとうに生きて働くための叡智がたくさん詰まっている本です。今でこそ市民権を得た有機農業ですが、その道のりは決して平たんではなかったと思います。
「ほがらかに、お互いが語り合うと、かなり突っ込んだ意見をいっても傷にはならないもんですわ。」そのとおりですよね。
たっぷり外貨を稼いで、世界中から食糧を買ってきていたシステムが破綻しようとしている昨今。暗いニュースが多いけれど、まっとうに生きるための知恵や方法はある。後世にとって、とても学びの多い佐藤さんの生き様。森まゆみさん、本にまとめてくれてありがとう。
「植物だって切られることは痛みを感ずる。
それを知らないのは我々だけではないか。
それでも人間は生きていくためには食べなければならない。
ただしむさぼり食わないこと。
そしてそれらの命に代わって生きてまっとうに働くこと。」(本文より引用)
このまっとうに生きて働くための叡智がたくさん詰まっている本です。今でこそ市民権を得た有機農業ですが、その道のりは決して平たんではなかったと思います。
「ほがらかに、お互いが語り合うと、かなり突っ込んだ意見をいっても傷にはならないもんですわ。」そのとおりですよね。
たっぷり外貨を稼いで、世界中から食糧を買ってきていたシステムが破綻しようとしている昨今。暗いニュースが多いけれど、まっとうに生きるための知恵や方法はある。後世にとって、とても学びの多い佐藤さんの生き様。森まゆみさん、本にまとめてくれてありがとう。