C++ ポケットリファレンス の感想
参照データ
タイトル | C++ ポケットリファレンス |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高橋 晶 |
販売元 | 技術評論社 |
JANコード | 9784774157153 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » C++ |
購入者の感想
まず総評として、非常に良い本だと思います。
「標準ライブラリを積極的に使って楽をしたいが、"どこで楽を出来るか"を調べるのが大変だ」
という人は読むと幸せになれる気がします。
以下、いくつか私が感じたポイントなど。
・読者層について
基本文法などの解説も1/3ほど有るのですが、初心者が読むべき本ではないと思います。
内容から詳細度、解説のレベルまで、既に「プログラマ」な人向けだと感じました。
個人的には入門書〜Effective C++等を読み、標準ライブラリやBoostを使いはじめるくらいの
実力の人が読むと得るものが多いのではないかと。
基本文法の項は、今までのC++で書いてきた人はじっくり読むと知識を一新できて良いと思います。
・つまみ食いが出来る
出来る事から探すのではなく、やりたい事から探せるのでつまみ食いができます。
また、目次を見るだけで「C++標準で何が出来るのか」を一覧できる点も高評価。
ただ、表紙に書いてある「逆引きだから困ったときにササッと分かります」という文句には
あまり同意できませんでした。
どちらかと言えば、事前に読んでおく事で「〜ならC++標準の方法で楽できる」を覚える本ではないかと。
目次を流し見して、PCの横に積んでおくと良さそうです。
・C++11に対応している
最新の規格の書き方に対応しています。
と言うよりは、C++11紹介本と言っても怒られないのではないかというレベル。
C++11で便利になった事が山のように書かれています。
現在のC++の和書の中で、C++11に対応したものがほぼ存在しないので、
この本を見て初めて知った機能やライブラリが山のように有りました。
車輪の再発明をしないで済むのは本当に助かります。
特に今まではBoost等の外部ライブラリを用いて実装するしかないような、
いわゆる「便利」な処理がC++11で標準に追加されているのですが、
それを調べるのにかかるコストを大幅に削減できました。
「標準ライブラリを積極的に使って楽をしたいが、"どこで楽を出来るか"を調べるのが大変だ」
という人は読むと幸せになれる気がします。
以下、いくつか私が感じたポイントなど。
・読者層について
基本文法などの解説も1/3ほど有るのですが、初心者が読むべき本ではないと思います。
内容から詳細度、解説のレベルまで、既に「プログラマ」な人向けだと感じました。
個人的には入門書〜Effective C++等を読み、標準ライブラリやBoostを使いはじめるくらいの
実力の人が読むと得るものが多いのではないかと。
基本文法の項は、今までのC++で書いてきた人はじっくり読むと知識を一新できて良いと思います。
・つまみ食いが出来る
出来る事から探すのではなく、やりたい事から探せるのでつまみ食いができます。
また、目次を見るだけで「C++標準で何が出来るのか」を一覧できる点も高評価。
ただ、表紙に書いてある「逆引きだから困ったときにササッと分かります」という文句には
あまり同意できませんでした。
どちらかと言えば、事前に読んでおく事で「〜ならC++標準の方法で楽できる」を覚える本ではないかと。
目次を流し見して、PCの横に積んでおくと良さそうです。
・C++11に対応している
最新の規格の書き方に対応しています。
と言うよりは、C++11紹介本と言っても怒られないのではないかというレベル。
C++11で便利になった事が山のように書かれています。
現在のC++の和書の中で、C++11に対応したものがほぼ存在しないので、
この本を見て初めて知った機能やライブラリが山のように有りました。
車輪の再発明をしないで済むのは本当に助かります。
特に今まではBoost等の外部ライブラリを用いて実装するしかないような、
いわゆる「便利」な処理がC++11で標準に追加されているのですが、
それを調べるのにかかるコストを大幅に削減できました。