イーグルに訊け―インディアンの人生哲学に学ぶ の感想
参照データ
タイトル | イーグルに訊け―インディアンの人生哲学に学ぶ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 天外 伺朗 |
販売元 | 飛鳥新社 |
JANコード | 9784870315853 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 文化人類学・民俗学 » 文化人類学一般 |
購入者の感想
先日、衛藤さんの講演を聞いた。その中に本書の言葉や中身が随所に散らばっていた。
天外さんと衛藤さんの共著だが、アメリカ・インディアンに学ぶというものである。今までにもインディアンのことを扱う著書はたくさんあったと思うが、最初に衛藤は「足りないものがある」と認めている。それは日本を知らないということである。
外国に学ぶ前に、自らの文化を知らなければ他に学んでもあまり意味が無いというのは実際そうだと思う。かつてモンタナ州に1年間いたときに自分は日本についてあまりにも知らないと感じた。日本を知り、文化を知ってこそ、初めて異文化交流をしていく意味がある、それには共感する。生まれ育った町や血が知っている日本のDNAをもう一度見直して、それからもう一度海外に出向き!たい、そう考えたくなる1冊である。
天外さんと衛藤さんの共著だが、アメリカ・インディアンに学ぶというものである。今までにもインディアンのことを扱う著書はたくさんあったと思うが、最初に衛藤は「足りないものがある」と認めている。それは日本を知らないということである。
外国に学ぶ前に、自らの文化を知らなければ他に学んでもあまり意味が無いというのは実際そうだと思う。かつてモンタナ州に1年間いたときに自分は日本についてあまりにも知らないと感じた。日本を知り、文化を知ってこそ、初めて異文化交流をしていく意味がある、それには共感する。生まれ育った町や血が知っている日本のDNAをもう一度見直して、それからもう一度海外に出向き!たい、そう考えたくなる1冊である。
意識するとせざるとに関わらず、今の社会に生きる私たちは、深い混沌と孤独を抱えているように思います。
では、私たちはどうすればこころの平安を取り戻せるのでしょうか。
そのキーワードは「つながり感」にあるように思います。
この本は、インディアンの生活や彼らの伝統儀式に込められた世界観を通じて、私たちが本当は切り離された存在ではなく、実は「大いなる存在」である自然に愛され守られている存在であることに気づかせてくれます。
このことは、私たちのこころを癒し、力づけると同時に、未来の社会をより良く生きるために必要なこととは何なのかを考えていくうえでも、大きな支えとなるものです。
読む人のこころに、そんな「つながり感」を取り戻してくれる一冊です。
では、私たちはどうすればこころの平安を取り戻せるのでしょうか。
そのキーワードは「つながり感」にあるように思います。
この本は、インディアンの生活や彼らの伝統儀式に込められた世界観を通じて、私たちが本当は切り離された存在ではなく、実は「大いなる存在」である自然に愛され守られている存在であることに気づかせてくれます。
このことは、私たちのこころを癒し、力づけると同時に、未来の社会をより良く生きるために必要なこととは何なのかを考えていくうえでも、大きな支えとなるものです。
読む人のこころに、そんな「つながり感」を取り戻してくれる一冊です。