蕎麦屋の系図 (光文社知恵の森文庫) の感想
参照データ
タイトル | 蕎麦屋の系図 (光文社知恵の森文庫) |
発売日 | 2011-07-12 |
製作者 | 岩崎 信也 |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334785840 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
「藪」や「更科」「砂場」といった、そば屋の老舗暖簾のルーツを江戸から辿った本。
これを読むと、ひとくくりに老舗といっても、江戸以来、さまざまな紆余曲折があって大変だったことがわかる。
たとえば、「更科」は旦那の芸者遊びや昭和恐慌の影響で一度暖簾を下ろしているし、「藪」でも主人が相場で失敗して行方不明になったりしている。
もちろん、このような例は一部だけだが、どこの店でもそれなりの栄枯盛衰を経て現在に至っているんだなぁと、しみじみさせられます。
老舗の味わいというのは、そばの味だけではなく、その店の歴史や建物の佇まい・・・すべてをトータルしたものなのだと痛感しました。
今後、そば屋通いが楽しくなりそうです。
また、そばの蘊蓄も豊富で、思わず「へぇ!」と唸ること数十回!
これを読むと、ひとくくりに老舗といっても、江戸以来、さまざまな紆余曲折があって大変だったことがわかる。
たとえば、「更科」は旦那の芸者遊びや昭和恐慌の影響で一度暖簾を下ろしているし、「藪」でも主人が相場で失敗して行方不明になったりしている。
もちろん、このような例は一部だけだが、どこの店でもそれなりの栄枯盛衰を経て現在に至っているんだなぁと、しみじみさせられます。
老舗の味わいというのは、そばの味だけではなく、その店の歴史や建物の佇まい・・・すべてをトータルしたものなのだと痛感しました。
今後、そば屋通いが楽しくなりそうです。
また、そばの蘊蓄も豊富で、思わず「へぇ!」と唸ること数十回!