フランス語で日記をつけよう の感想

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とても期待してこの本を買ったのですが、すでにフランス語をある程度理解して、日常的に読み書き、会話のできる中級者以上の人には物足りない内容です。

4章の「日記でよく使うパターン」はとても役に立ちました。接続法と直接法の微妙な表現の違いや、場面によって使う動詞の違いなどがよくわかりました。これだけ詳しくフランス語表現について書かれているのに、例文の内容があまりに若者の日常的すぎてがっかりしました。著者は大学生のテキストとして、この本を書いたのかもしれません。日記といえどもいろんなテーマについて、書いてみたい人には、お勧めできません。

次回は、もっと社会問題、経済、ビジネス、政治や芸術、文化などの幅広い分野のことについて、例文をとりあげてほしいと思います。

フランス語は、読む方は結構読んでますが、書く方はずいぶんと忘れておりました。いい勉強をしております。初学者にも、小生のような仏文出身者にも十分に読んで楽しめる学習書です。

この本と、自分なりに使えるフレーズをまとめて、毎日の日記のお供にしています。
もっと目次から簡単に使いたい言葉が見つけれるとより便利だけど。