ちいさいおうち (岩波の子どもの本) の感想

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私自身、子どもの頃に出会ってとても心に残っている絵本。主人公は人ではなく「ちいさいおうち」なのですが、すごくおうちの気持ちが伝わってきてせつないのです。でも、時の流れを凝縮したようなストーリーと美しい絵が気に入って何度も読み返したものです。自然のうつくしさや文明の発展がもたらす悲劇をやさしく心に染みるように教えてくれた本です。今は、娘のお気に入りの本のひとつになっています。ページを繰りながら、おうちの表情を見ているだけでも、楽しめます。