さようなら、オレンジ (単行本) の感想
参照データ
タイトル | さようなら、オレンジ (単行本) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岩城けい |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480804488 |
カテゴリ | 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » あ行の著者 |
購入者の感想
強く前向きに生きていこう、と思わされる小説でした。
母国を離れてオーストラリアの田舎町に暮らす二人の女性。彼女達を守り慰めてくれるはずの、慣れ親しんだ母国語、友達や見慣れた風景はここには無い。ぶつかって傷つきながら進んでいく姿はすごくリアルで、胸が痛くなります。自分にとって譲れないものは何だろう?生きていくために本当に必要なものは何だろう?という根本的な問いかけが、二人の女性を通して伝わってきます。これからもきっと、何度か読み返すと思います。
「自分とは関係ない、海外という特殊な環境にいる人たちの話」とは感じませんでした。日本が大好きで、日本にずっと住みたいという人にも是非読んでほしいです。
母国を離れてオーストラリアの田舎町に暮らす二人の女性。彼女達を守り慰めてくれるはずの、慣れ親しんだ母国語、友達や見慣れた風景はここには無い。ぶつかって傷つきながら進んでいく姿はすごくリアルで、胸が痛くなります。自分にとって譲れないものは何だろう?生きていくために本当に必要なものは何だろう?という根本的な問いかけが、二人の女性を通して伝わってきます。これからもきっと、何度か読み返すと思います。
「自分とは関係ない、海外という特殊な環境にいる人たちの話」とは感じませんでした。日本が大好きで、日本にずっと住みたいという人にも是非読んでほしいです。