外国人が選んだ日本百景 (講談社プラスアルファ新書) の感想

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　著者のステファン・シャウエッカーは、1996年にジャパンガイドという日本を紹介するウエブサイトを立ち上げました。
　このウエブサイトでは、日本の観光地を自身で見て、聞いて、歩いて、海外に向けて最新情報を紹介すると同時に、
　ユーザー同士が旅程や交通情報についても意見交換できる場を設けているので、外国人の生の声も聴くことが出来ます。
　そして、彼らが実際に日本を旅行した際につけた評価を加味し、観光地をランキング形式で紹介したのが本書ということになります。
　本書ではタイトル通り、日本百景が紹介されています。ただし、本書のランキングは、外国人観光客がたくさん訪れている順ではなく、
　満足度、人気度、そして、著者の個人的意見をプラスして作成されています。
　そして、そのランキングですが、1~50位までは、各々、ラストサムライの世界（1~10位）、外国人がハッと目を見張る体験（11~20位）、
　日本でしか出会えないもの（21~30位）日本の感性に触れる場所（31~40位）、母国で自慢できる思い出づくり（41~50位）
　に分類されていて、各3ページにわたって紹介されています。そして、51~100位までは、ダイジェストで紹介されています。
　ランキング１~10　　位ですが日本人にとってなじみのある観光地スポットも含まれていますが、
　1位は一般の日本人とっては意外な感じもします。
　私個人は、2位、4位、6位、8位、9位、10位はいずれも複数回行った事があり、この中で一番感銘を受けたのは10位でした。
　そして、是非とも行ってみたいのは、7位です。
　通読しましたが、やはり少し日本人と感覚が違っているように感じました。
　外国人にとって、伝統的な日本、日本の自然、スピリチュアルな日本　を感じられるところが人気が高いようです。
　そして最後に、欧州に比べ、自然が多く残っている日本、
　そして、優しさ、まじめ、サービス心に富んだ日本人は素晴らしい、もっと自信を持てととエールを送ってくれています。
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