おーいでてこーい ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫) の感想
参照データ
タイトル | おーいでてこーい ショートショート傑作選 (講談社青い鳥文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 星 新一 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061485525 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 » 日本文学研究 |
購入者の感想
星新一さんの作品の人気投票で選ばれたベスト5作品と、作家の加藤まさしさんが独自に選んだ作品と、全部で十四のショートショートで出来ている一冊。星新一さんのショートショートに夢中になってあれもこれもと読んでいった頃にタイムスリップする気持ちで読んでいきました。お小遣いを手に近所の駄菓子屋に行って、お菓子とかおもちゃとかを買って遊んだ子供の頃に帰った気持ち。江戸川乱歩の作品もそうだけど、読んでいてすごーくなつかしかったなあ(笑) 鮮やかな手品を見せられたみたいに、短い話の不思議の魔法に魅了されました。わくわくしました。
なかでも、砂時計をひっくり返すような趣向が実に見事に効いている「おーい でてこーい」、地球が見る最後の夢の景色をパノラマ風に描いた「午後の恐竜」、ラスト一行の余韻が味わい深く身にしみる「鍵」、この三つのショートショートは本当に素敵で素晴らしかった。
そのほかの収録作品も面白いですよ。「愛の鍵」「肩の上の秘書」「服を着たゾウ」「最後の地球人」「処刑」「ボッコちゃん」「顔のうえの軌道」「そして、だれも・・・・・・」「ある夜の物語」「宇宙の男たち」「羽衣(はごろも)」。
なかでも、砂時計をひっくり返すような趣向が実に見事に効いている「おーい でてこーい」、地球が見る最後の夢の景色をパノラマ風に描いた「午後の恐竜」、ラスト一行の余韻が味わい深く身にしみる「鍵」、この三つのショートショートは本当に素敵で素晴らしかった。
そのほかの収録作品も面白いですよ。「愛の鍵」「肩の上の秘書」「服を着たゾウ」「最後の地球人」「処刑」「ボッコちゃん」「顔のうえの軌道」「そして、だれも・・・・・・」「ある夜の物語」「宇宙の男たち」「羽衣(はごろも)」。