知ってても偉くないUSA語録 の感想

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タイトル知ってても偉くないUSA語録
発売日販売日未定
製作者町山 智浩
販売元文藝春秋
JANコード9784163900568
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

 『週刊文春』に2012年夏以降から先月(今年2014年3月)まで週刊文春誌上で連載してきたコラム記事「言霊USA」を集めた一冊。アメリカで話題となっている表現を毎回ひとつ取り上げてその言葉の使われている社会背景などを分かりやすく、時に毒舌まじりで楽しく伝えるコラム集で、『教科書に載ってないUSA語録』の続編にあたります。
 2014年4月21日発行とありますが、ネットで注文して昨4月19日に自宅に届きました。早速読了しました。

 前著が150近い英語表現を取り上げていたのに比べ、今回は74のキーワードを掲載して、今のアメリカの、呆れるほどの破れかぶれぶりを取り上げるかと思えば、健全な希望に満ちた国民精神を見つめるなど、その多面的で奥深い国の相貌を描いて興味が尽きません。

 「英語の勉強の本じゃないですから」とまえがきで著者は記していますが、そんなことはないと思います。確かに受験英語の勉強にはならないでしょうが、言葉は時代や社会を映す言葉なのですから、言葉を通してアメリカの社会と文化を大いに学ぶことができる本であることは間違いありません。

Affluenza(消費病または金持ち病):意味もなく消費に走る富裕層の性癖。無免許で飲酒運転の末、多数の人を引き殺した未成年の被告を擁護する際に弁護士が持ち出した屁理屈のこと。

Coogan Bill(子役の収入を親から守る法):映画『キッド』の子役だったジャッキー・クーガンが莫大なギャラを母親にむしり取られたことから作られた法律で、ギャラの15%は子役が成人するまで積み立てられて親が手をつけられない。

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