新たな反日包囲網を撃破する日本 の感想

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参照データ

タイトル新たな反日包囲網を撃破する日本
発売日販売日未定
製作者渡部 昇一
販売元徳間書店
JANコード9784198637774
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

やはり日本最高峰の教養人の本は違う。知らなかったこと、学ぶところが非常に多い。

著者は、過ぎた1年を振り返り、記憶に残るような問題を年に一回ほど口述し、徳間書店がそれをまとめる作業を過去20年程行っているそうだ。本書はその一冊だ。

著者は、中国が靖国にこだわる理由を以下ではないかとしている。中国では「日本人は死を恐れない」と怖がられているとの話を聞いた著者は、靖国があるから日本人は死を恐れない、と中国人が考えているからではないか、と指摘している。たしかに中国の靖国への態度は「こだわり」に近い印象もある。また、「永遠のゼロ」にあるよう「靖国で会おう」とお国のために自らの命を散らすことが出来る日本人は、有事ともなれば、恐らく今も、非常に手ごわい国だろう。大変腑に落ちる指摘だ。言い換えれば靖国参拝は、対中国抑止力になる訳で、非常にコストパーフォーマンスが高い国防努力となる。参拝をやめれば、中国に侮られることを考えれば、続ける必要があるだろう。

アメリカは安部首相の靖国参拝を、東アジアの揉め事を作るとしてdisappointedだと言った。これを著者は、アメリカの歴史はせいぜい1620年のメイフラワー号辺りから始まり、アメリカ人は総じて歴史に疎い、特にオバマ政権は黒人重用政権であり、欧州系に比べ、他国の宗教に干渉しないモットーのウェストファリア条約を良く知らなったのではないか、アフリカ系であるため宗教問題の恐ろしさに疎いのではないか、としている。著者は、靖国を宗教問題として欧州に良く説明すれば、欧州はすぐ判ってくれるともしている。

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徳間書店から発売された渡部 昇一の新たな反日包囲網を撃破する日本(JAN:9784198637774)の感想と評価
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