批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書) の感想
参照データ
タイトル | 批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 廣野 由美子 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784121017901 |
カテゴリ | 文学・評論 » 評論・文学研究 » 外国文学研究 » 英米文学 |
購入者の感想
副題に『フランケンシュタイン』解剖講義とあるように、小説『フランケンシュタイン』を題材にした批評理論についての入門書です。
本書は二部構成となっており、第一部でまず「小説技法」を、そして第二部で「批評理論」を学ぶことができます。
このように、小説の本質を理解するに際して「書く側」と「読む側」の両方からのアプローチを示してくれているというのが本書の最大の特長です。
小説を読むのが好きな方は、本書を読むことによって今までの何倍も小説を楽しめるようになるかもしれません。
『フランケンシュタイン』については、小説を読んでいなくても映画を観ていれば十分ですし、仮に映画すら観ていなくとも初めにあらすじを丁寧に説明してくれているので理解できないということは無いと思います。
むしろ、本書を読むことによって『フランケンシュタイン』を読んでみたいと思い、更にはもっともっと色んな小説を読んでみたいと思う方が多いのではないでしょうか(私がそうです)。
分かり易さと、情報量の多さは新書という形式においては完璧だと思います。
本書は二部構成となっており、第一部でまず「小説技法」を、そして第二部で「批評理論」を学ぶことができます。
このように、小説の本質を理解するに際して「書く側」と「読む側」の両方からのアプローチを示してくれているというのが本書の最大の特長です。
小説を読むのが好きな方は、本書を読むことによって今までの何倍も小説を楽しめるようになるかもしれません。
『フランケンシュタイン』については、小説を読んでいなくても映画を観ていれば十分ですし、仮に映画すら観ていなくとも初めにあらすじを丁寧に説明してくれているので理解できないということは無いと思います。
むしろ、本書を読むことによって『フランケンシュタイン』を読んでみたいと思い、更にはもっともっと色んな小説を読んでみたいと思う方が多いのではないでしょうか(私がそうです)。
分かり易さと、情報量の多さは新書という形式においては完璧だと思います。