インドネシア―多民族国家という宿命 (中公新書) の感想
参照データ
タイトル | インドネシア―多民族国家という宿命 (中公新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 水本 達也 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784121018762 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
筆者は新聞記者としての5年間の特派員期間を中心に、インドネシアの政治面を中心に解説しているが、その5年間はインドネシアが転変した重大な期間に一致している。
章立ては、
第1章 老ジハーディストの独白
第2章 民主化の果実と代償
第3章 30年間の独立戦争(多民族国家の苦悩)
第4章 外交舞台への返り咲き
終章 脱スハルト時代のゆくへ
となっているが、それぞれ、
第一章 インドネシアにおけるイスラム
第二章 民主化
第三章 アチェ
第四章 国際社会との関係
第五章 将来
を内容としており、正にインドネシアを語る上で避けることの出来ない要点をしっかり押さえている。私自身は、実は民間企業の駐在員だが、ともすれば経済面に興味が偏り、政治については疎くなりがちなところ、本書は平易に、ここ数年の動きとそのバックグラウンドを知るに必要な最低限の歴史背景を解説しており、大変有意義でした。
章立ては、
第1章 老ジハーディストの独白
第2章 民主化の果実と代償
第3章 30年間の独立戦争(多民族国家の苦悩)
第4章 外交舞台への返り咲き
終章 脱スハルト時代のゆくへ
となっているが、それぞれ、
第一章 インドネシアにおけるイスラム
第二章 民主化
第三章 アチェ
第四章 国際社会との関係
第五章 将来
を内容としており、正にインドネシアを語る上で避けることの出来ない要点をしっかり押さえている。私自身は、実は民間企業の駐在員だが、ともすれば経済面に興味が偏り、政治については疎くなりがちなところ、本書は平易に、ここ数年の動きとそのバックグラウンドを知るに必要な最低限の歴史背景を解説しており、大変有意義でした。