鏡の欠片: 御広敷用人 大奥記録(四) (光文社時代小説文庫) の感想
参照データ
タイトル | 鏡の欠片: 御広敷用人 大奥記録(四) (光文社時代小説文庫) |
発売日 | 2013-07-10 |
製作者 | 上田 秀人 |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334766030 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 歴史・時代小説 |
購入者の感想
作品的には、一定レベルはクリアしています。しかし、決して見逃せない重大な齟齬があります!
それは、主人公の水城聡四郎の剣の流儀です。確か「一放流」のはずですが、何故か「涼天覚清流」になっています。
「涼天覚清流」は、奥右筆秘帳シリーズの柊衛悟の流儀かと・・・元々この御広敷用人シリーズは、
勘定吟味役異聞シリーズの続編としてスタートして、主人公や設定もそのまま引き継いでいます。
ましてや、勘定吟味役異聞シリーズはバリバリのチャンバラものだったはず。いくら、作者が間違えようと校正の段階で
編集者が気が付く筈だと思うのですが・・・(普通に読んでいて、私はすぐに気づきました)
ま〜上田秀人さんも、同時期に奥右筆秘帳シリーズの最終巻「決戦」を書いていたので、こんがらがったのかもしれませんが、
本当に編集者は校正したんでしょうか?厳しいとは思いますが、今後の自戒も込めて☆−2の☆☆とさせて戴きます。
それは、主人公の水城聡四郎の剣の流儀です。確か「一放流」のはずですが、何故か「涼天覚清流」になっています。
「涼天覚清流」は、奥右筆秘帳シリーズの柊衛悟の流儀かと・・・元々この御広敷用人シリーズは、
勘定吟味役異聞シリーズの続編としてスタートして、主人公や設定もそのまま引き継いでいます。
ましてや、勘定吟味役異聞シリーズはバリバリのチャンバラものだったはず。いくら、作者が間違えようと校正の段階で
編集者が気が付く筈だと思うのですが・・・(普通に読んでいて、私はすぐに気づきました)
ま〜上田秀人さんも、同時期に奥右筆秘帳シリーズの最終巻「決戦」を書いていたので、こんがらがったのかもしれませんが、
本当に編集者は校正したんでしょうか?厳しいとは思いますが、今後の自戒も込めて☆−2の☆☆とさせて戴きます。