脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体
発売日2014-03-28
製作者中野信子
販売元幻冬舎
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別

購入者の感想

「依存とはこういうモノ」「こういう種類がある」ということは百科事典的に書いてあるものの、「ではどうすれば克服できるか」ということについてはほとんど触れられておらず、物足りないというか、知的好奇心は満たしてくれるが、実生活で役に立たない。
また、ギャンブル依存症は日常生活の破綻を引き起こすと言っておきながら、「ギャンブル依存症は、依存症としては軽い部類に入ります」というのはどう考えても自身の議論にも、ギャンブル依存症の実態にも即していない。どこかで聞いたような心理実験の話が多く、最後の最後がマズローで、しかも十分に展開されることもなく、「後は若い科学者ががんばれ」という締めくくり。本全体のまとめもない。もう少しオリジナリティがあると読む価値があると思う。

脳が快楽を感じる源(ドーパミン)の存在により、目の前の生理的欲求を超えて長期的な目的達成に向け努力を持続させることが出来るようになった。ゲームやギャンブルに依存してしまうのはそれらが巧に脳を刺激する設計がされているから。
「スキナーの箱」という鳩の実験で、A.スイッチを押すと必ずで餌が出る B.スイッチを押すと時々餌が出る実験にて、一定期間後に餌を出さなくしたらAの鳩は2〜3回で諦めたが、Bの鳩は1日中スイッチを押し続けた。餌が出ないスリルがある方が努力が持続する、次は出るかもしれないと脳が錯覚してしまう。これら脳のしくみを理解することは、色々な場面で応用出来ると感じた。人生において最もスリルなのは成功している状態でなく、失敗の中から成功が生まれる達成感であると解釈し、また色々なチャレンジをしていこうと感じた。

過食、ギャンブル依存に導くドーパミンの働きがわかりやすくて理解できました。
脳が自分の体重を知っていてコントロールしていることに驚きました。
ドーパミン不足が過食をまねき、その原因がストレスであることは大いに納得です。

薬物依存について麻薬の種類別に詳しく説明していますが、
まったく自分に関わりのない物なのでイメージできず興味を持てませんでした。
その分、ゲーム依存や人間関係依存を深く知りたかったです。0

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

アマゾンで購入する
幻冬舎から発売された中野信子の脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体(JAN:登録されていません)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.