脳はバカ、腸はかしこい の感想

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参照データ

タイトル脳はバカ、腸はかしこい
発売日販売日未定
製作者藤田 紘一郎
販売元三五館
JANコード9784883205684
カテゴリジャンル別 » ノンフィクション » 科学 » 医学

購入者の感想

腸は畑と同じ。良い畑とは、微生物がたくさん住んでいる畑。だから、地温が高い。そして害虫や悪い菌は共生していても、良い菌によって押さえられているので農薬を使用しなくても、益虫や菌のバランスをとる自然界の仕組みで害が押さえ込まれる。そしてその畑で育つ作物は、異常気象という環境ストレスに負けることが無く、成長する。
 これらの健康の仕組みは、まさに自然栽培の畑、自然農の畑と本質的に全く同じで、すべてがつながったような気がした。
良い土壌からしか、栄養価の高いよい作物はとれない。よい腸からしか健康は生まれない。
 どんなに優れた食物をとったところで、それを分解する多様性のある微生物が住む良い腸からしか、体を健康にするための栄養価の高い成分をつくりだすことはできないということだ。

 自然農や自然栽培の世界とそれまでの農法についての違いを勉強していると、現代の畑の問題点において、農薬や動物性肥料の投入過多によって、逆に土壌バランスを崩してしまったり、化学薬品で調整してきたために、農作物がとれない死の畑と化してしまったといわれているが、じつは現代人の腸内環境もそれとまるで同じことがおこっていることに、この本を読んで気づかされた。
 添加物や不自然な化学物質で腸内を管理してきた現代人の腸は、もはや栄養成分を十分に製造できない死の畑となっているのだ。それがうつの原因となり、がんの原因、少子化の原因となっている。

 今、ちまたで「冷えとり」がブームになっている。ショウガを食べたり、靴下を4枚はいたり、腹巻きをまいたり・・。(→寒すぎる環境において畑をあっためる=黒マルチや不織布資材のような働き)
また、マクロビオティックのような動物性抜き食事療法やナチュラル・ハイジーンのような朝スムージーや果物・生野菜中心の酵素食などもブーム(→未完熟の動物性肥料を入れない。その畑にはえてきた草しかマルチや肥料にしない。)であるが、それはそもそもノウハウであって、それらが何を意味しているかというと、結局それらのめざすものは藤田先生の言うような「腸内環境」の改善にある。

さすが藤田先生!という位の良書です。
以下はネタバレです。
腸を鍛えるには
◯糖質をとらない
◯飽和脂肪酸やトランス脂肪酸をとらない
◯食品添加物や化学調味料をとらない
◯色のついた野菜や果物たべる
◯ステーキを週1体を2回食べる
◯フランス料理やイタリア料理を月1回食べる
◯食べ過ぎない
◯食事は大好きな人とゆっくり
◯キライな人とは絶対に食事しない
◯よくかんで食べる
◯お酒は気の合う人と1日2合まで
◯涌き出たなまの水を飲む
◯脳だけでは考えない
◯腹で呼吸する
◯足るを知る
◯あるがままを今を生きる
◯とにかくたくさん大笑いする
◯ポジティブに生きる
◯ウォーキングは楽しく毎日
◯バカで居続ける
◯常に好奇心を、もちつづける
◯多様性をみとめる
◯週1回 温泉に入って身体を温める
◯早寝早起きをする
◯いつでも恋をし続ける
◯セックスを楽しむ

いい本です。藤田先生のセロリーがつまってます。是非とも読んでください

書店で平積みしてあるのをみて、面白そうなので購入してみました。
結構読みやすくて、一気に読んでしまいました。

腸の専門家が、すました脳科学にツッコミを入れます。
私たちの脳は想像力と柔軟性があり素晴らしいですが、
確かに、客観的にものをみていません。
人によっては、かなりゆがめた像を作り上げています。

それに比べると、腸はとっても素直。
いやなことがあると、ぎゅーっと痛くなったり食欲無くしたり。
顔では笑っているのに・・・正直なヤツです。
しっかりかわいがってやらないといけないですね。
そのための食事や生活の注意なども載っています。

これからは、偏った考え方をしそうになったら、
この本に書いてあったことを思い出して、
じっくり腹で考えるようにしたいと思います。0

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