ゲルニカ ピカソが描いた不安と予感 (光文社新書) の感想
参照データ
タイトル | ゲルニカ ピカソが描いた不安と予感 (光文社新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 宮下 誠 |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334034368 |
カテゴリ | 芸術一般 » 美術史 » 西洋美術史 » キュビスム |
購入者の感想
こういう一生懸命な文章を書ける人をわたしは尊敬する。それもとても刺激的な内容!!!『ゲルニカ』、実物見てないけど(当たり前か、まだ高校生だもんね)、学校の教科書に載っているの見て、変な絵だな、としか思わなかった。というか、絵は好きだけど『ゲルニカ』は好きになれなかった。この本を読んでも、それは変わんない。でも、なんでわたしが『ゲルニカ』嫌いなのかはわかった気がする。それはそれとして、凄い絵だったんだなあ。一冊の本が書けちゃうんだもの。『ゲルニカ』びっくりしたのは図版が最後に折込まれていること。良くわかんないけど、たぶんこの折り込み開きっぱなしで読めってことなんじゃないかな?わたしはそうした。なんか凄く興奮しながら読み終えた。そして最後は愛。戦争でもなく平和でも無くて、愛。素敵です。ピカソが身近になった気がするし、そういうこと書いているわたしも好きになれるような気がした。高校生でも読めるんだから、大人ならもっといいメッセージを著者からもらえると思う。(たぶんわたしまだちゃんとは理解できてない、でももう少し大きくなって読み返したらもっと大きな発見があることは間違いないね。)みんなにも読んでもらいたい。そういう気持ちで書きました。この人の書いた本、全部読みたくなりました。少しずつ、わたしも大人になってゆく中で。