上に立つ者の心得―『貞観政要』に学ぶ の感想
参照データ
タイトル | 上に立つ者の心得―『貞観政要』に学ぶ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 谷沢 永一 |
販売元 | 致知出版社 |
JANコード | 9784884748173 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 歴史に学ぶビジネス |
購入者の感想
なるほど。貞観政要はまさしく「上に立つ者」が学ぶべきものだ。
貞観政要を学んだ北条氏(政子)や徳川家(家康)は長らく繁栄し、学ばなかった
信長や秀吉は一代で没落したというのも頷ける。
およそ長と名のつく者にとって一番大切な、人間統御の方法と自身の節制と心構えなど
について極めて具体的に述べられている。諫臣を側に置くというのも凡人にはなかなか
できないものだ。人は他人に批判されたり、小言を言われたり、間違いを指摘されたり
するのが本来大嫌いなものなのである。余程、心の器を大きくしないと自分の批判者
を側に置いておくなどできやしない。
たとえ天災であっても自分の責任であると考える心の持ち方、人材は必ず探せば見出だす
ことができるのに探せないでいるのはトップの責任など、反省させられる内容も多い。
対談だけに話が様々に展開され、いろいろ面白いエピソードも盛り込まれる。
叡智の織り成す相乗効果といえよう。
貞観政要を学んだ北条氏(政子)や徳川家(家康)は長らく繁栄し、学ばなかった
信長や秀吉は一代で没落したというのも頷ける。
およそ長と名のつく者にとって一番大切な、人間統御の方法と自身の節制と心構えなど
について極めて具体的に述べられている。諫臣を側に置くというのも凡人にはなかなか
できないものだ。人は他人に批判されたり、小言を言われたり、間違いを指摘されたり
するのが本来大嫌いなものなのである。余程、心の器を大きくしないと自分の批判者
を側に置いておくなどできやしない。
たとえ天災であっても自分の責任であると考える心の持ち方、人材は必ず探せば見出だす
ことができるのに探せないでいるのはトップの責任など、反省させられる内容も多い。
対談だけに話が様々に展開され、いろいろ面白いエピソードも盛り込まれる。
叡智の織り成す相乗効果といえよう。