甦るロシア帝国 (文春文庫) の感想
参照データ
タイトル | 甦るロシア帝国 (文春文庫) |
発売日 | 2012-02-10 |
製作者 | 佐藤 優 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784167802035 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門 |
購入者の感想
ソ連が崩壊する過程と、ソ連構成国の諸問題についての知見を得た。
また、ロシアの行動原理は「ユーラシア主義」であり、
現在のロシア国家の行動はこの原理に即しているとの本書中のロシア知識人の分析は、
最近のロシア国家の動きを見ると正鵠を射たものといえる。
また、ロシアの行動原理は「ユーラシア主義」であり、
現在のロシア国家の行動はこの原理に即しているとの本書中のロシア知識人の分析は、
最近のロシア国家の動きを見ると正鵠を射たものといえる。
本書は、著者の既刊単行本『甦る怪物(リヴィアタン)―私のマルクス ロシア篇]』文藝春秋、2009の
(改題された)文庫版である。 なお巻末には「プーチン論
甦った帝国主義者の本性――文庫版のための増補」が付され
ている。 その分量は文庫の頁にして60頁超。
「プーチン論」というタイトルから、文庫本に付加価値を与え
るための時評ではないかと連想されるかもしれない。 たしか
に半分はそのとおり。 冒頭はモスクワ大学時代の回想から
語られており本書のストーリーとのつながりと不自然でないた
め、独立した読み物という感じは受けにくい。
とはいえ、「中国包囲網を目論むロシア」『中央公論2011年12月号』も
一部使用し時評となっている。
参考までに
著者インタビュー「帝国主義者プーチンの本性とは」『本の話WEB』2012.02.15
<URLはコメント欄へ>
立ち読みできる
<同上>
(改題された)文庫版である。 なお巻末には「プーチン論
甦った帝国主義者の本性――文庫版のための増補」が付され
ている。 その分量は文庫の頁にして60頁超。
「プーチン論」というタイトルから、文庫本に付加価値を与え
るための時評ではないかと連想されるかもしれない。 たしか
に半分はそのとおり。 冒頭はモスクワ大学時代の回想から
語られており本書のストーリーとのつながりと不自然でないた
め、独立した読み物という感じは受けにくい。
とはいえ、「中国包囲網を目論むロシア」『中央公論2011年12月号』も
一部使用し時評となっている。
参考までに
著者インタビュー「帝国主義者プーチンの本性とは」『本の話WEB』2012.02.15
<URLはコメント欄へ>
立ち読みできる
<同上>