EAT&RUN 100マイルを走る僕の旅 の感想

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参照データ

タイトルEAT&RUN 100マイルを走る僕の旅
発売日2013-08-20
製作者スコット・ジュレク
販売元NHK出版
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ

購入者の感想

邦訳は2013年2月21日リリース。電子書籍化は、2013年8月20日リリース。2009年にリリースされたクリストファー・マクドゥーガルの『BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”』を読まれた方は、タラウマラ族と世界最速のウルトラ・ランナー、スコット・ジュレク他6名のメキシコ荒野での激突するレースに心躍り、『ランナー』になってしまった方も多いのではないかと思う。この本は、そのスコット・ジュレクが、自らを語った本で手に取らずにはいられない一冊である。

ちなみにぼくは、『ランナー』まではいかないが、オムロンのWellness Linkというサービスで身体を管理していて、毎日11,000歩以上歩き続けている。雨でも風でも嵐でも11,000歩以上歩き続けるだけでも、相当に自分に『なぜ続けるのか』を問いかけ続けることになる。ましてや、スコット・ジュレクのやっているウルトラ・マラソンの自己の心と身体の会話はもの凄く過酷だ。その中で、スコット・ジュレクは、レナード・コーエンの『どんなものにもひびがある。だからそこから日が射すんだ』といった言葉のように、古今東西の賢人たちの言葉や思想に、その答えを求める。そして、ここでの言葉は全て隠すことが何もない、スコット・ジュレクの『心』が満ちている。そこに激しく惹きつけられた。

そして、徹底的に自らの身体で試し、進化させた『EAT』のレシピが隠すことなく全て公開されているのも素晴らしい。動物性蛋白質にさよならした世界最速のウルトラ・ランナー、スコット・ジュレクの食事の中身に驚くばかりだ。

そして、永く闘病生活をおくっていた母への愛情も感動的だ。彼は、最後に自分が走っているのは、『母さんは人生の大半を歩けずに過ごした。ぼくは彼女の代わりに走ることにした』と結論づけている。

ぼくも思う。こういう本を読みたいがために、毎日、本を読み続けているのだ。素晴らしい一冊である。

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