無気力なのにはワケがある―心理学が導く克服のヒント (NHK出版新書 416) の感想
参照データ
タイトル | 無気力なのにはワケがある―心理学が導く克服のヒント (NHK出版新書 416) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 大芦 治 |
販売元 | NHK出版 |
JANコード | 9784140884164 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門 |
購入者の感想
本書は、人や動物が無気力になる原因について実験心理学の点からまとめたものです。
そのため、大部分のページには「こうすると他人を無気力にできる」という話が書かれており、「こうすれば無気力が治せる」という情報は非常に少ないです。
本のタイトルに惹かれ、無気力な状態を克服したいと思った人のために、この本に書かれている数少ないテクニックを要約しておきます。
・失敗したときは、その原因を可変的なものに帰属させる
例えば「自分には無理なんだ」というような考え方はやめる。
「努力不足だから失敗した」「やり方が悪かった」「専門の知識があればうまくいった」など、次の機会に改善できることを失敗の原因にする。
・なにかをするときは、結果を出すことを目標にするのではなく、それをすること自体を目標にする
例えば、勉強するときに「テストで何点以上取る」というような目標はやめる。
勉強することで新しい知識を増やし、見識を高めることそのものを目標して楽しむようにする。
繰り返しになりますが、無気力を治すための情報はこの本にはあまり書かれていません。
そういったことが知りたい方は、他の本を読むべきでしょう。
そのため、大部分のページには「こうすると他人を無気力にできる」という話が書かれており、「こうすれば無気力が治せる」という情報は非常に少ないです。
本のタイトルに惹かれ、無気力な状態を克服したいと思った人のために、この本に書かれている数少ないテクニックを要約しておきます。
・失敗したときは、その原因を可変的なものに帰属させる
例えば「自分には無理なんだ」というような考え方はやめる。
「努力不足だから失敗した」「やり方が悪かった」「専門の知識があればうまくいった」など、次の機会に改善できることを失敗の原因にする。
・なにかをするときは、結果を出すことを目標にするのではなく、それをすること自体を目標にする
例えば、勉強するときに「テストで何点以上取る」というような目標はやめる。
勉強することで新しい知識を増やし、見識を高めることそのものを目標して楽しむようにする。
繰り返しになりますが、無気力を治すための情報はこの本にはあまり書かれていません。
そういったことが知りたい方は、他の本を読むべきでしょう。