スリーパー (単行本) の感想
参照データ
タイトル | スリーパー (単行本) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 楡 周平 |
販売元 | KADOKAWA/角川書店 |
JANコード | 9784041106792 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
購入者の感想
殺人罪で服役した日本人由良がアメリカ諜報機関のスリーパーとして日本での諜報戦に参加する話。
ただ、スリーパーというのは時期が来るまで何年も、時には何十年も正体を隠して、ここぞという時まで潜伏している工作員のことのはずなのだが、この小説ではガンガン一線で活躍。
中国・北朝鮮・日本・アメリカのアジア派遣を争う話としては、それなりに良くできているのだが、アメリカサイドの登場人物がちょっと間抜けすぎてリアリティさを欠いています。2013年に処刑された張成沢(チャンソンテク)とか、その辺もそれなりには言及されているだけに惜しい。
映画シリアナに、ちょっとしたアジア危機をブレンドした感じの小説でボリュームもそんなに多くない。
アクション色はかなり抑えめですが、それなりには読めると思います。
もう少し緊迫感・現実感があれば良かったのだが・・・。
ただ、スリーパーというのは時期が来るまで何年も、時には何十年も正体を隠して、ここぞという時まで潜伏している工作員のことのはずなのだが、この小説ではガンガン一線で活躍。
中国・北朝鮮・日本・アメリカのアジア派遣を争う話としては、それなりに良くできているのだが、アメリカサイドの登場人物がちょっと間抜けすぎてリアリティさを欠いています。2013年に処刑された張成沢(チャンソンテク)とか、その辺もそれなりには言及されているだけに惜しい。
映画シリアナに、ちょっとしたアジア危機をブレンドした感じの小説でボリュームもそんなに多くない。
アクション色はかなり抑えめですが、それなりには読めると思います。
もう少し緊迫感・現実感があれば良かったのだが・・・。