僕たちの居場所論 (角川新書) の感想
参照データ
タイトル | 僕たちの居場所論 (角川新書) |
発売日 | 2016-05-10 |
販売元 | KADOKAWA/角川書店 |
JANコード | 9784047317536 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般 |
購入者の感想
才能と実力で、世間的に成功されている、仲の良い御三方の鼎談。三人の生い立ちを語る前半が、間延びして読むのが苦痛だった。それを我慢して、次項のテーマである「ネトウヨ」や「嫌中嫌韓」と「在特会」。その行動をする人々の精神的閉塞感と「見下していた他者」が、自分達を「見下した」という「被害者妄想に取り憑かれた末の行動」という結論には面白い。最終的な結論が「運命」という、自分には納得できない。だが、そこが「自由に動いた事は、運命であり必然的」と受けてめ、そして「無縁から必縁」を作り上げた人と「何も感じ取れない凡人」の差なのか。