The Imperial Japanese Navy in the Pacific War (General Military) の感想
参照データ
タイトル | The Imperial Japanese Navy in the Pacific War (General Military) |
発売日 | 2014-11-20 |
製作者 | Mark Stille |
販売元 | Osprey Publishing |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | Subjects » Nonfiction » Transportation » Ships |
購入者の感想
1920年頃から太平洋戦争が終わるまでの帝国海軍の戦略戦術や艦船の仕様と能力、それらの顛末が綴られています。 特に艦船については戦艦、空母、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦の個々について性能と戦績そして乗務員の死亡者数や沈めた船の捕虜の扱いまで詳細に記されています。 火力は強力で兵士も訓練されているものの古い射撃管制システムやレーダー、さらに起爆装置の技術革新の遅れなどで命中精度は悪かったようです。 戦略的側面でもいくつかの重要な説得力のある指摘をしています。 日本海軍を一発急襲型で消耗戦向きでないと言っています。 読む人によって興味の視点は色々だと思いますが、客観的に帝国海軍を評価し、初戦以外では負け続けおびただしい戦死者を出したこの戦争の意味を考えるきっかけになると思います。