中村太地の角換わり 最先端への道案内 (マイナビ将棋BOOKS) の感想
参照データ
タイトル | 中村太地の角換わり 最先端への道案内 (マイナビ将棋BOOKS) |
発売日 | 2014-08-18 |
製作者 | 中村 太地 |
販売元 | マイナビ |
JANコード | 9784839953058 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » 将棋 |
購入者の感想
角換わり腰掛銀の歴史は古く、第1節では原型と言われる江戸時代の天野宗歩の一局や、坂田三吉の一手損角換わり、木村定跡、升田流から富岡流の登場までがまとめられています。なお、同型の富岡流までの流れは重要局の紹介といった感じで、変化を深く記載したものではありません。(本書でも説明されています。)
※ 四間飛車の急所1のような感じです。
第1節の結論としては、先後同型は富岡流を後手が打開できないため、先手有利。それに変わる最新の角換わりを第2節以降で解説しています。
第2節以降は現代の角換わり腰掛銀の重要テーマとなる△74歩型、△65歩型、△73歩型等を詳細に解説しています。後手番で角換わりを指す方は必読の内容です。
最近のプロのタイトル戦でも現れた局面であり、角換わり党はもちろんですが、観戦するためのバイブルとしても良いと思います。
ちょっと惜しいと思った点ですが、新手が出た対局の棋譜を載せても良かったかなと思います。
なかなか読み応えがあったので、いろんな戦型で道案内シリーズ化してほしいですね。
※ 四間飛車の急所1のような感じです。
第1節の結論としては、先後同型は富岡流を後手が打開できないため、先手有利。それに変わる最新の角換わりを第2節以降で解説しています。
第2節以降は現代の角換わり腰掛銀の重要テーマとなる△74歩型、△65歩型、△73歩型等を詳細に解説しています。後手番で角換わりを指す方は必読の内容です。
最近のプロのタイトル戦でも現れた局面であり、角換わり党はもちろんですが、観戦するためのバイブルとしても良いと思います。
ちょっと惜しいと思った点ですが、新手が出た対局の棋譜を載せても良かったかなと思います。
なかなか読み応えがあったので、いろんな戦型で道案内シリーズ化してほしいですね。