ぼくらの真実 の感想

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参照データ

タイトルぼくらの真実
発売日販売日未定
製作者青山 繁晴
販売元扶桑社
JANコード9784594069827
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 日本の政治

購入者の感想

青山さんの熱気が伝わってくる本です。感動する箇所は数知れずです。

青山繁晴氏による「ぼくらの祖国」の続編にして、「ぼくら三部作」の二部目にあたる哲学編です。
未来永劫、唯一無二の存在である私たち一人一人が、親や祖先から受け継いできた、この日本の真実について客観的な事実から追究した内容です。
全258P中、P16迄が青山氏の活動記録がスナップ写真と共に掲載されていて目を楽しませてくれます。
各章は「章」ではなく「扉」に例えられています。
全部で5つの扉がありますが、1つの扉を開くごとに新しい気づきへの道へと進む未知の世界への冒険のようです。

P45迄の「一の扉」は私達への問いかけが、「二の扉」では日本の歴史上初の敗戦ショックから日本の置かれている現状が、「三の扉」では世界でも類のない古の歴史より日本が独自に培ってきた日本型民主主義の姿と遭遇します。
「四の扉」には人々の希望が、そして後書きである「五の扉」で幕を閉じます。
読者は本書を読み終わると共に、冒険旅行をしたかのような感銘があるでしょう。

青山氏の著作を読んで感じることは、自説を押しつけているのではなく、読み手自身が考えるヒントとなる問いかけをしていることです。

同じ敗戦国ではありながら日本とドイツはなぜ戦後の歩みが違うなのなぜか?
世界にある約200近い主権国家があるのに、日本だけが「如何なる理由があっても交戦権」を持たず、そして戦争に負けたことで国旗と国歌を否定する教師が存在する世界唯一の国家であるのはなぜか?
日頃から見過ごしてきた謎を知ることができます。

小笠原諸島での中国サンゴ密漁船が海上保安庁に拿捕された後も、保釈金のみでご丁寧に「密漁したサンゴを載せたまま」中国人へとお返えしていた事実を初めて知りました。
小笠原諸島の珊瑚礁が荒らされて砂漠のようになってしまいましたが…、いかに貴重な資源を盗まれようと、大切な領土(竹島)を奪われようと、愛すべき家族を拉致され何十年も拘束されようと、「すみませんが、お願いですからやめていただけないでしょうか…」としか言えない、「幸運にも被害に遭わなかった人々だけとって平和な日本」の錯覚がここにあります。

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