恋愛操作 4 初回限定版 (スーパービーボーイコミックス) の感想

画力、ストーリー、小冊子とすべてに満足のいく一冊でした。

メインストーリーは薙×恵の遠距離恋愛。
恵の名古屋への数カ月の出向という事態に端を発し、繰り広げられる２人の喧嘩や試練。
ありがちなすれ違い話じゃなく、すれ違わないように頑張るのに、どうしてかちょっとずつずれていってしまう２人。
そんな関係のもどかしさに、めちゃくちゃ臨場感とリアル感がありました。

薙がちょっと大人に成長していったり、恵がもっと自分を全面に出すようになったりと、ファンとしてはニマニマしてしまう変化もたっぷり。
相変わらずの色気とカッコよさたっぷりの年下攻め、離れているからエッチが少なめだけど、濃いのがガツンと入っててこちらも満足でした。

……と、本編はもちろん良かったのですが、個人的にプッシュしたいのが、巻末収録されていた薙とゲームプレイ」のショート３本。
どれもすでに雑誌掲載されているものですが、改めて詠んでも、面白可愛いのが「薙とゲームプレイ」
おじさまオーナー奥村が山代のために（？というか自分が山代とゲームを楽しみたいために（笑））、薙にゲームを教わるというストーリー。
最後の最後、正座して、めっちゃイラっとしてる山代の横でゲームする背中姿は、もう切なすぎて可愛すぎる！！（笑）
何度詠んでも面白いしオーナーが可愛いです。

描きおろしは、本編の後日ショート。
いろいろ試練を乗り越えた後、わだかまりがなくなった薙と恵の自然なラブキュン姿がよかったです。

そしてそして、今回の目玉、小冊子。
これはもう、このために買いたくなるような内容！
な、なんと、奥村オーナーが若返ってしまうというストーリー。
まるっと奥村オーナー×山代のお話です。

詳細やオチについては、ここで喋ってしまうと楽しみがなくなる……ということで控えさせていただきますが、一言「買い」の限定版です。
この小冊子がついているのとついていないのとでは、満足度が決定的に違うはず！（笑）
とくに奥村×山代カップルファンの方には、こちら限定版がオススメです。