高齢者が働くということ---従業員の2人に1人が74歳以上の成長企業が教える可能性 の感想
参照データ
タイトル | 高齢者が働くということ---従業員の2人に1人が74歳以上の成長企業が教える可能性 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ケイトリン・リンチ |
販売元 | ダイヤモンド社 |
JANコード | 9784478021668 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
この本が文化人類学者の著者が「授業員の二人に一人が74歳以上の成長企業」で働きながら 高齢従業員の生活、意識を研究した本である。高齢従業員はさまざまである。生活にゆとりのある人、働かなくては生活に窮する人、高学歴の人もいればそうでない人もいる。人種的には地域の特性からか白人で占められている。
賃金は低い。それがこの会社が高齢者を雇用する一つの理由である。しかし 高齢者たちはそのことを不満に思ってはいない。職場は比較的 各個人の希望や都合が優先されるようになっている。工場内で各人はちょうど家族のように語り合い、思いやりを持って付き合っている。
定年前の労働と高齢期の労働のあり方が対照的に描かれている。
高齢者雇用とか労働力減少時代とかかまびすしく議論されているが そもそも労働とはなにか、苦痛な労働時間の対償として賃金をもらうだけのとらえ方、労働は苦痛だというだけのとらえ方でいいのであろうか?
労働のありかた、高齢者の意味ある生活とは何か 考えさせる書物である。
賃金は低い。それがこの会社が高齢者を雇用する一つの理由である。しかし 高齢者たちはそのことを不満に思ってはいない。職場は比較的 各個人の希望や都合が優先されるようになっている。工場内で各人はちょうど家族のように語り合い、思いやりを持って付き合っている。
定年前の労働と高齢期の労働のあり方が対照的に描かれている。
高齢者雇用とか労働力減少時代とかかまびすしく議論されているが そもそも労働とはなにか、苦痛な労働時間の対償として賃金をもらうだけのとらえ方、労働は苦痛だというだけのとらえ方でいいのであろうか?
労働のありかた、高齢者の意味ある生活とは何か 考えさせる書物である。