枕草子(下) (講談社学術文庫) の感想
参照データ
タイトル | 枕草子(下) (講談社学術文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 上坂 信男 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061594043 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 日本のエッセー・随筆 » 近現代の作品 |
購入者の感想
上巻のレビューで星2つとしたが、読み進めた結果、本書は非常に良く出来た「訳注」とわかった。
まず断っておくのが、本書のシリーズを気軽に読める口語訳と思ってはいけない。
原文→注釈→口語訳→補記の4つで構成されており、枕草子を勉強に使いたい人に向けた本である。
口語訳を読みたいという人なら、絶版の小説枕草子がオススメ。
しかし現在流通している既存の枕草子を読み比べると、その殆どが本書の構成と同じであり、更にレイアウトも読みにくい物が多い。
それらに比べると、このシリーズは非常に読みやすく作られている。
気軽に読める物ではないが、書籍そのものは良い出来である。
星3つはあくまで自分が口語訳をメインにと考えているからであって、本その物の評価は4、もしくは5相当に違いない。
まず断っておくのが、本書のシリーズを気軽に読める口語訳と思ってはいけない。
原文→注釈→口語訳→補記の4つで構成されており、枕草子を勉強に使いたい人に向けた本である。
口語訳を読みたいという人なら、絶版の小説枕草子がオススメ。
しかし現在流通している既存の枕草子を読み比べると、その殆どが本書の構成と同じであり、更にレイアウトも読みにくい物が多い。
それらに比べると、このシリーズは非常に読みやすく作られている。
気軽に読める物ではないが、書籍そのものは良い出来である。
星3つはあくまで自分が口語訳をメインにと考えているからであって、本その物の評価は4、もしくは5相当に違いない。