マーラー:交響曲第6番<悲劇的>、他 の感想

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タイトルマーラー:交響曲第6番<悲劇的>、他
発売日2009-07-16
アーティストベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン)
販売元ユニバーサル ミュージック クラシック
JANコード4988005569509
Disc 1 :交響曲 第6番 イ短調≪悲劇的≫ 第1楽章:アレグロ・エネルジコ、マ・ノン・トロッポ
交響曲 第6番 イ短調≪悲劇的≫ 第2楽章:スケルツォ(重みをもって)
交響曲 第6番 イ短調≪悲劇的≫ 第3楽章:アンダンテ・モデラート
Disc 2 :交響曲 第6番 イ短調≪悲劇的≫ 第4楽章:フィナーレ(アレグロ・モデラート-アレグロ・エネルジコ)
亡き子をしのぶ歌 第1曲 いま太陽は明るく昇る
亡き子をしのぶ歌 第2曲 いま私には分かるのだ
亡き子をしのぶ歌 第3曲 おまえのお母さんが
亡き子をしのぶ歌 第4曲 よく私は考える
亡き子をしのぶ歌 第5曲 こんなひどい嵐の日には
リュッケルトの詩による5つの歌曲 第1曲 私はこの世に忘れられた
リュッケルトの詩による5つの歌曲 第2曲 美しさのために愛するなら
リュッケルトの詩による5つの歌曲 第3曲 私の歌をのぞかないで下さい
リュッケルトの詩による5つの歌曲 第4曲 ほのかなかおりを私はかいだ
リュッケルトの詩による5つの歌曲 第5曲 真夜中に
カテゴリミュージック » ジャンル別 » クラシック » 交響曲・管弦楽曲・協奏曲

購入者の感想

マーラーブームという時期がありました。
1960年代後半期、バーンスタイン、ハイティンクらによるマーラー全集が相次いで出され、70年代になると猫も杓子もマーラーという感となり、それまでは後期ロマン派の特異な作曲家というイメージから、ベートーベン以降の最大のシンフォニストと称賛されるようになったのでした。
レコード会社の商業政策も少なからずあり、相次いで出るマーラーに「またかいな。あ、こんどはこいつもか。」と辟易したことがあります。
カラヤンも、そんな流れの中でマーラーに取り組みましたが、彼らしいのはチクルスを作る気はなく、自身が気に入ったものしか録音しなかったことです。
「大地の歌」「4番」「5番」「6番」「9番」が現在残されています。「9番」は再録音も含めて複数あります。
その中でも「6番」はもっとも流麗に仕上げていて、手兵ベルリンフィルを自在に動かしながら、素晴らしい音にしています。バルビローリ盤の悲壮感やバーンスタインの吼えるような熱情と違う、絢爛豪華な「悲劇的」です。
それをマーラーらしからぬと思うかもしれませんが、カラヤンは、自分の解釈による6番にこだわったのでした。
終楽章などはオケの能力を全部出しきらせて、圧倒するばかりです。音の壁が迫ってきそうです。全曲約90分近く、聞き終わって残るのは、凄いものを知って打ちのめされたような感動です。
ただし、根性入れて聞いてください。王者カラヤン、気合十分ですよ。

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