新電気 2014年 12月号 [雑誌] の感想

カレンダーはスポンサーの意向がくっきり、でもコストダウンのためにはやむなし、良書の灯火を消さないためには。
本誌は多様で充実した内容次回電験の受験者としては昨年度分の切り抜きを見直し、菅原先生の合格一直線とリンクした、徹底解説を参考に例題を解く日々、合格一直線との相違が解からなかったのだが、今回の直流回路、回路の諸定理を読み、先生が読者に伝えかった内容をオーム社がコストと販売戦略のために削除したなと思われる内容が読めてよかった、特に接点電位法（ノード法）の理解が進んだ、現在の参考書ではミルマンと共に省略されている事が多いが試験場で速く正確に解答するためには各種定理が使えより効率の良い解法が求められる、試験が終わり過去問の解説でこの定理で簡単ですねといわれても納得できない、書店の立ち読みで値段と解かり易そうという事で、これだけ、徹底といったタイトルだけで中身の解からない本が売れ合格率は一向に上がらない、本質を見極め解説された良書と、本誌の具体的な解説で優秀な技術者の育成をはかるべき、大いに期待します。