Be Careful What You Wish For (The Clifton Chronicles series Book 4) (English Edition) の感想
参照データ
タイトル | Be Careful What You Wish For (The Clifton Chronicles series Book 4) (English Edition) |
発売日 | 2014-03-13 |
製作者 | Jeffrey Archer |
販売元 | Macmillan |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 洋書 » Special Features » By Authors » Literature & Fiction |
購入者の感想
とにかく面白かった。星4つにしたのは、人物描写、心理描写にもうすこし緻密さや深さがほしいと思ったからですが、先がどうなるかと思わせるストリーテラーぶりは秀逸です。
悪役の登場や配置がたくみで、彼らの所業をClifton家とBarrington家の人々がどう切り抜けるか、一時も早く知りたくて少しでも時間があれば本を手にとっていました。随所に悪役に対極する救世主的人物も配置されほっと一息つくのですが、一息ついても次の難問が控えています。そして救世主の現れなかったある悲劇的事件は両家に拭うことのできない悲しみと罪悪感を残したのでした。
シリーズ1作目ではHarryの母、そしてこの本作ではEmma が女性として新しい道を切り開いていく姿が生き生きと描かれています。思わずEmmaの姿を現代の活躍する女性とも重ねて読んでいました。他方、Harryをはじめ周りの男性の支えと理解があってこそ、Emmaも活躍できたと言えましょう。
Emma といえば大事なスピーチで "historical occasion"と言うべきところを"histerical occasion"と言ってしまったのを読んで、ネイティヴでもこんな言い間違いするんだ、と妙に納得し笑ってしまいました。余談ですが憲法constitutionをconstipationと言い間違えて大笑いされたという話を昔何かで読んだのを思い出しました。
英語は比較的やさしいのですが時に回りくどい表現も見受けられます。一点、会話で比較級が多用されているのは興味深く、自分でも使えたらと思いますが、これはイギリス英語特有なのか、上流社会の洒落た言い方なのかはっきりしません。どうなのでしょうか・・・
さてさて、The Buckingham号はどうなるのでしょうか。救世主が現れるのでしょうか。次が待ち遠しくてたまりません!
悪役の登場や配置がたくみで、彼らの所業をClifton家とBarrington家の人々がどう切り抜けるか、一時も早く知りたくて少しでも時間があれば本を手にとっていました。随所に悪役に対極する救世主的人物も配置されほっと一息つくのですが、一息ついても次の難問が控えています。そして救世主の現れなかったある悲劇的事件は両家に拭うことのできない悲しみと罪悪感を残したのでした。
シリーズ1作目ではHarryの母、そしてこの本作ではEmma が女性として新しい道を切り開いていく姿が生き生きと描かれています。思わずEmmaの姿を現代の活躍する女性とも重ねて読んでいました。他方、Harryをはじめ周りの男性の支えと理解があってこそ、Emmaも活躍できたと言えましょう。
Emma といえば大事なスピーチで "historical occasion"と言うべきところを"histerical occasion"と言ってしまったのを読んで、ネイティヴでもこんな言い間違いするんだ、と妙に納得し笑ってしまいました。余談ですが憲法constitutionをconstipationと言い間違えて大笑いされたという話を昔何かで読んだのを思い出しました。
英語は比較的やさしいのですが時に回りくどい表現も見受けられます。一点、会話で比較級が多用されているのは興味深く、自分でも使えたらと思いますが、これはイギリス英語特有なのか、上流社会の洒落た言い方なのかはっきりしません。どうなのでしょうか・・・
さてさて、The Buckingham号はどうなるのでしょうか。救世主が現れるのでしょうか。次が待ち遠しくてたまりません!