一番やさしい自治体財政の本 の感想

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参照データ

タイトル一番やさしい自治体財政の本
発売日販売日未定
製作者小坂 紀一郎
販売元学陽書房
JANコード9784313120815
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 政治入門

購入者の感想

用語の無味乾燥な説明が続く本が多い中で、この本は、要点を興味深くわかりやすくまとめている。
また、用語の説明のみにとどまらず、自治体の職員や住民からみてどのようなポイントから自治体財政をみればよいのかを、短い文章の中で簡潔にまとめている。一定の知識を有する人でも読む価値があると思います。
===お勧めです===

自治体財政に関する入門書をずっと探していましたが、やっと誰にでも推薦できる本に出会えました。

文章もやさしい言葉を選んで書かれていますのでスラスラ読めますし、もちろんポイントポイントもしっかり抑えてくれてますので、入門書としては最適な本ではないかと思います。

国・都道府県・市町村でのお金の流れについて(税金の種類・交付税・補助金等)、財源のやりくり(地方債等)などをとてもわかりやすく説明してくれています。
そして、予算の読み方などをこれまたわかりやすく説明してくれています。
淡々とした説明だけでなく、脱線しすぎない程度に問題点や著者の考えも書かれています。

「予算などの自治体財政を理解する→財政を見ればまちがわかる→自分のまちを知ることが自治体をよくするための出発点である。」
・・・というコンセプトが含まれた本ですので、自治体職員以外の方でも理解できるよう、親切丁寧な仕上がりになっています。

第一次改訂版が出版されたばかりではありますが、すでに第二次改訂版も出ることをもう今から希望致します。

私は、ある地方団体の財政に係長で4年、補佐で3年実務経験を持つものですが、この本はとてもよく書けてると思います。
 地方財政の実務者としても、益々財政状況の情報公開、あるいは財政逼迫の窮状を住民に知っていただく必要からも、そのPRすべき観点の参考になると思います。
読み進むうちに、いったいどんな方が描いておられるのだろうと巻末を見て、うなずくほかはありませんでした。著者は地方行財政の専門家でした(自治大学校の校長等歴任)。しかし、この本に関していえば、専門家的な書き方は全くなく、平易な文章でとってもわかりやすく思います。とくに、交付税制度の欠点なども、これまでの著者の立場では、かなり抵抗があると思われるようなことだと、推察しますが、はっきりと述べ!られるなど、小気味よい内容だと思います。私の所属する団体も交付税不交付団体であり、バブル経済崩壊後の政策減税や政府の地域振興策につきあわされたという点で’’’、煮え湯を飲まされてきたという感じをぬぐい去ることはできませんが、そうしたことについても触れておられます。とにかく、地方団体に身をおく方と、市民参加に関心を持たれておられる一般市民のみなさんにも是非、一読いただきたい待望の図書です。

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学陽書房から発売された小坂 紀一郎の一番やさしい自治体財政の本(JAN:9784313120815)の感想と評価
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