ぼくがぼくであること (岩波少年文庫 86) の感想
参照データ
タイトル | ぼくがぼくであること (岩波少年文庫 86) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 山中 恒 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784001140866 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
先に読み切ってしまいました。息子が悪い!寝る前に一緒に読むという約束なのに「お父さんゴメン、かなり先に進んじゃった」なんて言うから。息子が挟んだ「しおり」まで追いつくつもりが軽く飛び越え、読み切ってしまいました。
子供の世界は狭い。家族や学校、数少ない友達だけが子供の全世界だ。でもいつしか世界は広がる。親や先生以外の大人に触れ、学校以外の子供に触れ、外から自分を見つめ始める。
最近の息子の口ごたえは腹が立つけど、この本のおかげで少しだけおおらかでいられそうです。僕なんてしおりだ。息子には軽く飛び越えてもらわないと困る。
ありのままの自分と、大切な誰かのために。パワーを発揮する青年になって欲しいです(自分も)。
そう思わせてくれる本でした。
子供の世界は狭い。家族や学校、数少ない友達だけが子供の全世界だ。でもいつしか世界は広がる。親や先生以外の大人に触れ、学校以外の子供に触れ、外から自分を見つめ始める。
最近の息子の口ごたえは腹が立つけど、この本のおかげで少しだけおおらかでいられそうです。僕なんてしおりだ。息子には軽く飛び越えてもらわないと困る。
ありのままの自分と、大切な誰かのために。パワーを発揮する青年になって欲しいです(自分も)。
そう思わせてくれる本でした。
数多く起こる事件に、自分が主人公になった気分で読むことができました。家出をしていろいろなことを学んでいく「秀一」。決して教科書には書いていない知識や経験を体験していきます。そこで自分一人で考え、“ここはこうすればいいのか”と発見していく「秀一」の姿には、何か印象深く、何か懐かしいものを感じました。私も子どもの頃、このように体験しながら、自然に学んだのだろうなという感じです。この作品は「秀一」が子どもから大人への成長を描かれていると思います。この時期が一番ういういしく、頼もしくなったなと感じることができました。