魔法少女禁止法2 の感想

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参照データ

タイトル魔法少女禁止法2
発売日2014-10-31
製作者伊藤 ヒロ
販売元KADOKAWA / エンターブレイン
JANコード登録されていません
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購入者の感想

2011年に『アンチ・マジカル』の存在を知ってから3年半…… 待ってました!心から待ってました!
と言う訳で1巻掲載の発売予定から半年以上延期して遂に発売されました『魔法少女禁止法』の続刊。
細かな粗筋は省きつつも、ネタバレ全開でレビューしますのでご容赦お願いします。

いや……もう半端ない!! 兎にも角にも、読み終えた時の感想は「凄かった」の一言でした。
魔法少女を「正義のヒロイン」でも「等身大の人間」でもなく、魔法少女という一個人が持つには強大すぎる
「暴力」を手にし、その力に取り憑かれたティーンズ少女として徹底的に生々しく描いているのが、もう凄まじいとしか。
新キャラクターで言えば、1巻エピローグで初登場し、本巻で本格登場したキュアホワイト……もとい
シャイニーキュート・ムーンライトこと三日月灯子。元々日常生活に相当な鬱憤を抱いていたが故に
魔法少女の力を自由に行使出来るようになった途端、極端なまでに力を自由に振るう事に溺れてしまい、
挙句ベリー(佐倉)に対して、俗にいう「クレイジーサイコレズ」紛いの執着を抱いた末に
彼からの「日常生活を疎かにするな」という忠言すら曲解し、知らずの内に取り返しのつかない愚挙を犯してしまう……という
まさしく、アメコミで言う所のマスクもとい、魔法少女のコスチュームに脳を食い荒らされしまった感じです。

今回初登場組の魔法少女達は、1巻登場分よりもより、元ネタの作品が分かり易い感じですね。
作中で言う「昼間派」がニチアサ系の女児向けアニメ、「深夜派」が大きなお友達向け……という
メタ視点の入った区分がなされながらも、両陣営共に魔法少女達の生々しい事情はほぼ共通してる印象です。
特に、とある魔法少女の「姉の殺人事件を隠蔽している」という事情は、元ネタ知ってれば色々頷けるかと。

そして、物語の事件を裏から動かしていた黒幕である、新装版1巻で名前のみ語られた第三世代の魔法少女……
彼女が何故表舞台から姿を消し、何故再び舞い戻って来たか。鬼魔との決着の時に一体何があったか。
それらが全て明らかになった時……

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