図書館員のためのPR実践講座 の感想
参照データ
タイトル | 図書館員のためのPR実践講座 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 仁上 幸治 |
販売元 | 樹村房 |
JANコード | 9784883672394 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 本・図書館 » 図書館 |
購入者の感想
全17章構成で、図書館員のためにPR(パブリック・リレーションズ)とは何か、またそれを実行するにはどうするべきかを説く一冊。
逆風の中の図書館界にあって、PR(パブリック・リレーションズ)が、「図書館と図書館員がぴプロとしての存在感を取り戻す」ための一つの答えだと著者は言う。
そして、その問題意識をもとに、PR媒体ごとに具体例を織り交ぜながら効果的な広報・PRの仕方を紹介していく。ポスターやホームページを作成する際の注意事項など。個人的にビジュアルなものを作成するにあたって苦手意識を持っていたので、大変参考になる。
イラストは可愛く、また具体例も丁寧に紹介されているが、この本の底には著者の熱い想いが流れていると感じた。
図書館員として、すぐにでも実行に出来そうなPRのコツがたくさん紹介されているので、多くの図書館員に手に取って欲しいと思う。
逆風の中の図書館界にあって、PR(パブリック・リレーションズ)が、「図書館と図書館員がぴプロとしての存在感を取り戻す」ための一つの答えだと著者は言う。
そして、その問題意識をもとに、PR媒体ごとに具体例を織り交ぜながら効果的な広報・PRの仕方を紹介していく。ポスターやホームページを作成する際の注意事項など。個人的にビジュアルなものを作成するにあたって苦手意識を持っていたので、大変参考になる。
イラストは可愛く、また具体例も丁寧に紹介されているが、この本の底には著者の熱い想いが流れていると感じた。
図書館員として、すぐにでも実行に出来そうなPRのコツがたくさん紹介されているので、多くの図書館員に手に取って欲しいと思う。
図書館員というより、司書の専門性とその可能性について、たいへんわかりやすく解説した本だと思います。
情報社会と言われる昨今です。膨大な情報がインターネットに出回り、PCが普及し、更にこれをベースに図書館の蔵書データが連携し合い、一昔前には想像もできないほど情報が入手しやすくなりました。しかしそれに対して、その情報がどれだけ活用されているかと言うと、かなり疑問が残ります。「情報を司る」という司書の専門性は、今こそ図書館だけでなく、あらゆる職場に必要だと思いますが、いかんせん司書が何をするものかが世間に誤解されているためにニーズが顕在化していないと思われます。本書には、図書館勤務でなくても、職場でもっと情報を活用したいと考えている企画関係の方にも、すぐ活用できる実践的な手ほどきが、論理的に、かつ実例を交えて、そして読みやすい語り口で書かれています。おすすめです。「図書館員のための」というタイトルのため、そうしたニーズを持っている方に逆に手に取られないかもしれないことが残念でたまりません。
情報社会と言われる昨今です。膨大な情報がインターネットに出回り、PCが普及し、更にこれをベースに図書館の蔵書データが連携し合い、一昔前には想像もできないほど情報が入手しやすくなりました。しかしそれに対して、その情報がどれだけ活用されているかと言うと、かなり疑問が残ります。「情報を司る」という司書の専門性は、今こそ図書館だけでなく、あらゆる職場に必要だと思いますが、いかんせん司書が何をするものかが世間に誤解されているためにニーズが顕在化していないと思われます。本書には、図書館勤務でなくても、職場でもっと情報を活用したいと考えている企画関係の方にも、すぐ活用できる実践的な手ほどきが、論理的に、かつ実例を交えて、そして読みやすい語り口で書かれています。おすすめです。「図書館員のための」というタイトルのため、そうしたニーズを持っている方に逆に手に取られないかもしれないことが残念でたまりません。