グノーシスの神話 (講談社学術文庫) の感想
参照データ
タイトル | グノーシスの神話 (講談社学術文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 大貫 隆 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062922326 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 宗教 » 宗教入門 |
購入者の感想
本書を文庫化されるのなら、結びは書き直してほしかった。理由は 日本の「グノーシス主義」の最高権威に、「女子高生」の「テレクラ売春」「援助交際」「オヤジ狩り」が、「グノーシス主義」的かどうかというような、くだらない極みの議論に加わってほしくないし、世間知らずの学者丸出しの見解を述べてほしくないからである。また、あとがきには、2003年のイラク戦争以後、今日まで、イラクのマンダ教徒がどうなってしまったのか、最新の情報を教えてほしかった。マンダ教は現代の唯一のグノーシス宗教であり、「グノーシス」ファンはもちろん、本書を読んだ読者もたいへん知りたいことのはずである。