ソード･ワールド2.0リプレイ 戦慄のトリプルクラウン (上) (ドラゴンブック) の感想

まずは根幹となる特殊ルールを説明しよう。

１　参加メンバーは７人。七回のセッションをＧＭ持ち回りで行うリレーキャンペーン。
２　一回のセッションでのメンバーは五名。一人はお休みで一人はＧＭとなる。
３　ＧＭにはお題が三つ課せられる。お題は各メンバーが三つずつ書いて封筒に入れておく。三つのうち二つは事前に引く（セッション終了時に次回のＧＭが引く）が、残り一つはセッション直前に引きお題を消化しなければならない。

それではこのどう考えても大惨事しか見えない鬼畜ルールのリレーキャンペーンに挑む凄腕のメンバーを紹介しよう！

俺がやらずに誰がやる！グループＳＮＥの顔、ミスター北沢だーっ！
キャラもシナリオもデータから構築する派、田中公侍だーっ！
独自の世界観をリレーに持ち込むのはアリなのか？　藤澤さなえだーっ！
サーペント病は勘弁してください。清松みゆきだーっ！
霧の城なみに他を苦しめる運命なのか！　川人忠明だーっ！
ＵＳＡスペックが炸裂するのか？　ベーテ・有理・黒崎ダーっ！
ＳＷ２．０リプレイのエースは参戦義務がある！　秋田みやびだーっ！

ＧＭとしての力量もさる事ながら、臨機応変に対応できる精神。プレイヤーとしては成長戦略よりも状況に応じた対応を迫られるなど、ＳＷ２．０リプレイとしては一風変わった流れになっている。
メンバーチェンジにも柔軟に対応できるシステムであるＳＷ２．０の底力を拝めるリプレイと言える。

『ぷりん』『魔王』『虹』『ドラゴン』ｅｔｃ
手加減無用のお題に振り回されるキャンペーン。さて、明日はどっちだ？