旅の理不尽 アジア悶絶編 (ちくま文庫) の感想
参照データ
タイトル | 旅の理不尽 アジア悶絶編 (ちくま文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 宮田 珠己 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480427090 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆 |
購入者の感想
文庫ではない初版が出た際に買いましたが、再度文庫で購入しました。
これを旅の本と言って良いのか分かりませんが、宮田さんのアプローチが素晴らしく、きっと旅がテーマでなくても
面白いことが書ける方なのではないかと思っています。
実際にいろいろ書いておられますし。。。
ですが、この本が一番ヒットじゃないかな?と思います。
再度購入したのはがんになって入院する際に読むためでした。
明日、手術を行うという時に開くことはなかったですが、術後、ある程度回復しつつある時、まだ病理検査の結果も出ていない時でしたので
暗かった自分でしたが、この本で免疫も上げられたし、また旅に出たいとかやり残したことは沢山あるとか思うきっかけになったと思います。
ありがとうございました。
これを旅の本と言って良いのか分かりませんが、宮田さんのアプローチが素晴らしく、きっと旅がテーマでなくても
面白いことが書ける方なのではないかと思っています。
実際にいろいろ書いておられますし。。。
ですが、この本が一番ヒットじゃないかな?と思います。
再度購入したのはがんになって入院する際に読むためでした。
明日、手術を行うという時に開くことはなかったですが、術後、ある程度回復しつつある時、まだ病理検査の結果も出ていない時でしたので
暗かった自分でしたが、この本で免疫も上げられたし、また旅に出たいとかやり残したことは沢山あるとか思うきっかけになったと思います。
ありがとうございました。
1995年に新風舎から出たものの文庫化。書き下ろしが2篇、加えられている。
「アジア悶絶編」とはいうものの、本書が第一作であり、続編が予定されてのタイトルではない。
アジア旅行中に出会ったおかしな出来事、詐欺事件、つらいことなどを書き並べた、アジア旅行記としては普通の本。本書が普通でないのは、その語り口である。ギャグというか底抜けの明るさというか、思わずニヤニヤしてしまうような文章なのである。詐欺も病気も楽しいことのように見えてくる。
普通の旅行記に飽きてしまった読者、一幅の清涼剤を求めている読者にはおすすめ。
真面目にアジアを知りたい読者は買わない方が良いかも知れない。
「アジア悶絶編」とはいうものの、本書が第一作であり、続編が予定されてのタイトルではない。
アジア旅行中に出会ったおかしな出来事、詐欺事件、つらいことなどを書き並べた、アジア旅行記としては普通の本。本書が普通でないのは、その語り口である。ギャグというか底抜けの明るさというか、思わずニヤニヤしてしまうような文章なのである。詐欺も病気も楽しいことのように見えてくる。
普通の旅行記に飽きてしまった読者、一幅の清涼剤を求めている読者にはおすすめ。
真面目にアジアを知りたい読者は買わない方が良いかも知れない。