Love Songs IV ~逢いたくて 逢いたくて~ の感想

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参照データ

タイトルLove Songs IV ~逢いたくて 逢いたくて~
発売日2013-11-27
アーティスト坂本冬美
販売元EMI Records Japan
JANコード4988005794901
Disc 1 :天使の誘惑
逢いたくて 逢いたくて
真赤な太陽
愛のさざなみ
虹色の湖
大阪の女
白い蝶のサンバ
酒場にて
北国行きで
雨がやんだら
京都慕情
喝采
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » J-POP

購入者の感想

アレンジは少し現代的な装いを帯びていますし、坂本冬美さんもこぶしを抑えて、今の時代に合うように歌っていました。
歌われている曲は、昭和41年の園まり「逢いたくて 逢いたくて」から昭和49年の江利チエミ「酒場にて」まで、昭和40年代に流行した歌謡曲ばかりですから、懐かしさが募りました。

久しぶりに聴いた曲も沢山ありましたが、メロディも歌詞も素敵です。坂本冬美さんの丁寧な歌唱によって、歌の世界が目の前に広がるわけで、昭和歌謡の良さを若い世代の方に知ってもらうには好企画でしょう。
彼女にとっても生まれる前から子どもの時代に流行った歌への挑戦ですから、これまでの「Love Songs」シリーズの選曲コンセプトとは違っていました。

昭和39年の東京オリンピックから始まり、昭和45年の大阪万博あたりは、日本の高度成長の実感できた時代でした。勿論、大学紛争などの激動の時代でもありましたが、活力があり、未来を語れる時代でもありました。時代の空気を表すような歌謡曲が存在していました。高度成長の歩みとともに、庶民の生活に歌謡曲は無くてはならないものでした。

このあたりの歌謡曲の位置づけは、まさしく「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉がピッタリとくるでしょう。
今のように、大量の音楽が使い捨てのように聴かれるのではなく、ドーナツ盤を大切に何回も何回も磨り減るほど聴いたものですから、大抵の曲は歌詞を見なくても歌える愛唱歌といえます。皆が口ずさめるような、その時代を象徴するような曲を共有できたというのは幸せだったのでないでしょうか。

団塊の世代や少し後に生まれた人達なら、ワンコーラスを口ずさむことができるのも収録曲の愛され方を表わしているようです。何十年経っても聴き継がれるような名曲は歌詞やメロディの良さというものは今も健在です。坂本冬美さんの素直な歌唱が、一緒に口ずさめるような雰囲気を漂わせていました。

前作同様、萩田光雄、船山基紀、若草恵という大御所のアレンジは聴きごたえがあります。昭和歌謡を体験しながら現在の歌謡シーンをも牽引する編曲者たちの巧さが歌唱をひきたてていました。

LOVE SONGS シリーズの第4弾に出会いました。
このCDのタイトル通り、
逢いたくて、逢いたくて・・・・、逢いました。
第4弾はどのような内容か待ち遠しかったです。

昭和の歌謡曲の名曲を、
その歌詞の内容を丁寧に歌っています。
昭和の時代にヒットしたそれぞれは、
愛の物語そのものです。
取り上げられている歌の内容に映像があるのです。
それぞれの愛の様相が浮かび上がってきます。

坂本冬美がその愛の様相を丁寧に歌っているから、
魅力的なのです。
「真っ赤な太陽」と「喝采」と「逢いたくて 逢いたくて」が
個人的に好きです。

当分、このCDを聴いていますね。
次のLOVE SONGSにも、期待が持てます。

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