はてな☆イリュージョン (ダッシュエックス文庫) の感想
参照データ
タイトル | はてな☆イリュージョン (ダッシュエックス文庫) |
発売日 | 2014-11-21 |
製作者 | 松 智洋 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784086310079 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ライトノベル |
購入者の感想
これ怪盗ものでなくてよくね?ただの異能一家で十分な設定。これが読み終えた時の感想です。
ヒロインがなにか盗むのかと期待して読むがそんなことはない。
ただの不思議な道具をつかったりとかする異能?一家。しかも話は内輪話ばかりで怪盗としての必要がないものばかり。
最後に敵が現れても、怪盗らしいことはしない。ただの道具をつかったりの直接対決。
もし怪盗として相手を手玉にとったり、難攻不落な建物に挑むとかそういうのを期待するなら読まない方がいい。
そんなの一切ないです。絵が綺麗なだけ。
ヒロインがなにか盗むのかと期待して読むがそんなことはない。
ただの不思議な道具をつかったりとかする異能?一家。しかも話は内輪話ばかりで怪盗としての必要がないものばかり。
最後に敵が現れても、怪盗らしいことはしない。ただの道具をつかったりの直接対決。
もし怪盗として相手を手玉にとったり、難攻不落な建物に挑むとかそういうのを期待するなら読まない方がいい。
そんなの一切ないです。絵が綺麗なだけ。
ヒロインの配置や話の展開などはさすがベテランというだけの安定感があり、すごく面白かったと思います。
しかしながら、著者のパパ聞きから常々思っていたことなのですが、文章が一人称で書かれているのがどうにも解せません。著者の作風には、さまざまなキャラクターのやりとりが重なって少しずつストーリーを丁寧に進めていく印象があります。そのため、基本は一人称でありながらも主人公のいない三人称で語られる場面がかなり多く存在します。これはパパ聞きでも本作でも同様です。しかも、本作に限って言えば幻想的な「イリュージョン」をメインにしているわけですから、できるだけ主観の入らない描写でそれを読みたいのです。著者の作品はとくに無個性主人公が鉄板ですし、話の展開や本作のコンセプトからしても一人称よりも三人称で進行されるほうが読み手としても都合がいいはずです。ラノベだから、と安易に一人称にしている感が否めません。
ダッシュエックス文庫はキャラクターの良さをプッシュしていますが、そういった文章自体の読みやすさの向上にも努めてほしいと思います。
しかしながら、著者のパパ聞きから常々思っていたことなのですが、文章が一人称で書かれているのがどうにも解せません。著者の作風には、さまざまなキャラクターのやりとりが重なって少しずつストーリーを丁寧に進めていく印象があります。そのため、基本は一人称でありながらも主人公のいない三人称で語られる場面がかなり多く存在します。これはパパ聞きでも本作でも同様です。しかも、本作に限って言えば幻想的な「イリュージョン」をメインにしているわけですから、できるだけ主観の入らない描写でそれを読みたいのです。著者の作品はとくに無個性主人公が鉄板ですし、話の展開や本作のコンセプトからしても一人称よりも三人称で進行されるほうが読み手としても都合がいいはずです。ラノベだから、と安易に一人称にしている感が否めません。
ダッシュエックス文庫はキャラクターの良さをプッシュしていますが、そういった文章自体の読みやすさの向上にも努めてほしいと思います。