美術館をめぐる対話 (集英社新書) の感想

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参照データ

タイトル美術館をめぐる対話 (集英社新書)
発売日2010-10-15
製作者西沢 立衛
販売元集英社
JANコード9784087205640
カテゴリ » ジャンル別 » アート・建築・デザイン » 美術館・博物館

購入者の感想

SANAAのパートナー、妹島和世と対談に一番興味がありました。
西沢立衛は話の聞き役として、
妹島和世から言葉をひきだす役割に徹しているかのような印象です。
ふむふむ。
彼らの立ち位置が分かって、
これまでの活動を理解する上で、参考になりました。

すべての対談で、
建築におけるアートとの調和や建築の役割などが中心的な話題となっています。
専門的と言えば専門的。
青木氏との話が面白かったです。
都市と美術館、アートと建築の関係といったテーマは、
さらっと語られますがとても示唆に富んでいて、
美術館ブームの日本の状況と照らすと、
面白く読めます。

建築家の西沢が、アーティスト、作家、キュレーター、同業者らと、美術館について語った対話のアンソロジー。
西沢が自ら建てた、金沢21世紀美術館、十和田市現代美術館についてだけでなく、ルーブル美術館、ビルバオのグッゲンハイム美術館についても、幅広く論じている。
美術関係者は、美術館の内部だけに関心が集中するが、美術館を建てる建築家は、周囲の環境との関係についても、関心を多く払う。
西沢を始めとした、現代の建築家によって建てられる美術館を通じて、美術そのもののあり方が、大きく変わるかもしれない可能性を、強く感じた。

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