食戟のソーマ 8 (ジャンプコミックス) の感想

食戟のソーマ 8巻 薙切アリス巻です。
遂に始まった本線の第1回戦、創真の対戦相手は、薙切アリス！
いきなりラスボスか！と思わずにいられないほど、アリスの入場シーンは強敵感が上手く描かれてます。
しかし、当の創真は臆すことなく、余裕の挑発。（こんなところは少年マンガらしくて好きです。）

さて、肝心の料理はというと、「弁当」がテーマ。
ここまで深いノリ弁の考察をしているマンガは初めて読みました。
付け合わせの磯辺揚げの作り方は非常に参考になるので、実践してみるのをおすすめします！

物語は「秋の選抜予選」を終え、いよいよ「本戦」に突入。誰が激闘をくぐり抜けたのか。そして注目の本戦はどんな様相を繰り広げていくのか――

と、いうのがざっくりとした8巻の粗筋です。
注目すべきポイントは、本選一回戦目の組み合わせ。まさかのあのキャラとあのキャラが初っぱなから大激突しています。私はジャンプ本誌でもソーマを購読していますが、リアルタイムでこの展開に震えました。いい意味で読者の期待を裏切ってくれました。とにかく、要注目です。

そして予選と本戦の間ではソーマ達を始めとするキャラ達が宴会やら何やらでおおはしゃぎしています。生き生きとした人物像もこの漫画の魅力です。

私がとても好きになったエピソードもこの巻に収録されていました。田所ちゃんファンは必見です。彼女に大きな変化が訪れます。読んでいて胸が暖かくなりました。本当に大好きなお話です。

番外編「夏休みのエリナ」も収録されています。これから夏休みに入る学生さんにとってもタイムリーです。普段とはちょっぴり違うえりな様の雰囲気に注目です。

この『食戟のソーマ』8巻はアマゾンではなく書店で購入しました。私のつたないレビューがお役に立てれば幸いです。