アニメーション、折りにふれて の感想
参照データ
タイトル | アニメーション、折りにふれて |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高畑 勲 |
販売元 | 岩波書店 |
JANコード | 9784000220804 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » イラスト集・オフィシャルブック |
購入者の感想
あちこちに書いた文章を集めた雑文集なので、絵巻物の話とか一部の人しか興味を持てないんじゃないのというものもある。
『ほしのこえ』への批判が的確で目を引くが、それよりも今のアニメ、ゲーム全盛時代への危惧に共感するところがある。
消費者にとって都合のいい心地よい世界ばかりを描いて、現実世界を生きる力が全くつかないどころか逆効果じゃないかということだ。
正直な話、子供時代にそういった作品(特に少年漫画)に接してきた自分は、現実を生きる力が足りていないと感じているし、
そういう作品群から誤った現実認識を与えられたとも感じている。
ネトゲ廃人は、まさに現実世界で生きることを諦め、ゲームの世界で自己実現を果たしているといえる。
しかし今でもそういった「心地よい」作品ほどヒットし、世間に受け入れられ、製作者の社会的評価が高まる。
サブカルチャーというと性描写と暴力描写ばかりが取り沙汰されるが、著者のような視点もいい加減取り入れるべきと思う。
『ほしのこえ』への批判が的確で目を引くが、それよりも今のアニメ、ゲーム全盛時代への危惧に共感するところがある。
消費者にとって都合のいい心地よい世界ばかりを描いて、現実世界を生きる力が全くつかないどころか逆効果じゃないかということだ。
正直な話、子供時代にそういった作品(特に少年漫画)に接してきた自分は、現実を生きる力が足りていないと感じているし、
そういう作品群から誤った現実認識を与えられたとも感じている。
ネトゲ廃人は、まさに現実世界で生きることを諦め、ゲームの世界で自己実現を果たしているといえる。
しかし今でもそういった「心地よい」作品ほどヒットし、世間に受け入れられ、製作者の社会的評価が高まる。
サブカルチャーというと性描写と暴力描写ばかりが取り沙汰されるが、著者のような視点もいい加減取り入れるべきと思う。