牧野式高音質生活のすゝめ ~SACDからBlu-ray Audioまで高音質ソフト234レビュー (CDジャーナルムック) の感想

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参照データ

タイトル牧野式高音質生活のすゝめ ~SACDからBlu-ray Audioまで高音質ソフト234レビュー (CDジャーナルムック)
発売日2013-12-11
製作者牧野 良幸
販売元音楽出版社
JANコード9784861711145
カテゴリ » ジャンル別 » 趣味・実用 » オーディオ・ビジュアル

購入者の感想

数年前に著者の「オーディオ小僧の食いのこし (AUDIO BASIC MOOK21)」という面白い本を見つけて読んだ際、過去に音楽雑誌で何度か文章を読んだことのある人だと気づいた。その著者による新著ということで興味を持ち手に入れた。

スーパーオーディオCD(SACD)を中心とした高音質ディスクの魅力を多数のソフトを通じて紹介したもので、雑誌や著者のウェブサイトに出た記事を元にしているが、書き下ろしも含めうまく編集されていて、寄せ集めという感じはしない。

音楽好き、特にクラシックやジャズのファンは必然的にオーディオにも興味を持つ人が多いと思う(私もその一人だ)。しかし筋金入りのオーディオマニアとの間には意外と溝があるのではないだろうか。

乱暴にいえば、どんなに音質が良くても、演奏に魅力を感じなければその録音に興味は持てないのが音楽ファンだろう(逆に演奏が気に入れば、古い録音であっても少しでも良い音を求めて新リマスター盤を次々に手に入れたりする)。プロのオーディオ評論家の書く文章を読んでいてしばしば抱くのは、「この人にとって、音楽とはいい音を聞くための手段でしかないのでは? それでは主客転倒ではないのか?」という違和感だ。

その点この本は、オーディオはもちろん音楽自体も大好きという姿勢が伝わってきて、良い意味でのアマチュアらしさが好ましい(著者はイラストレーターで、ユーモア漂うイラストが各ページを彩っている)。ポップスからジャズ、クラシックまで幅広いジャンルを聴いているのはオーディオマニアに見られる傾向ではあるが、作品やアーティストについてもしっかりした情報や感想が書かれていて、音だけを聞いている人ではないことが感じ取れる。

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