典座教訓・赴粥飯法 (講談社学術文庫) の感想
参照データ
タイトル | 典座教訓・赴粥飯法 (講談社学術文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 道元 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784061589803 |
カテゴリ | 人文・思想 » 宗教 » 仏教 » 仏教入門 |
購入者の感想
道元が著した、禅の修行道場における料理担当の心得と、食事を頂く修行僧としての心得である。 女房が海外旅行に出かけたのを切欠に毎週末野菜料理を一品作ることにした。 料理を作る時の心の持ちようは、大いに学べる。 全く次元の異なる内容と言えばそれまでだが、在家の者がこの種の本を読む意味は左様な処と考えても許されよう。 世の、料理人、コックという職業の人の中にも、或る域に達した人は典座教訓の目指す域にいらっしゃるのではないか。
赴粥飯法は、裏千家のお茶を嗜む者として、興味を持って読んだ。 お茶の作法や所作には禅の世界から移植されたものが多いとされるが、これかな、あれかなとか想像を逞しくしながら楽しい時間を過ごすことができた。
道元が、留学の後、非常な高揚感の中で表した息遣い伝わる。
赴粥飯法は、裏千家のお茶を嗜む者として、興味を持って読んだ。 お茶の作法や所作には禅の世界から移植されたものが多いとされるが、これかな、あれかなとか想像を逞しくしながら楽しい時間を過ごすことができた。
道元が、留学の後、非常な高揚感の中で表した息遣い伝わる。
精進料理は本来健康に良く理想的な食事だと想像していましたが、実際永平寺の典座教訓に基づく精進料理は粗食であっても理想的な食事であることを納得させられました。