珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE (ちくま文庫) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE (ちくま文庫)
発売日販売日未定
製作者都築 響一
販売元筑摩書房
JANコード9784480426390
カテゴリ » ジャンル別 » 文学・評論 » エッセー・随筆

購入者の感想

これ、文庫になるのをずっとずっと待ち続けてました(ハードカバーの方はお値段高いですからね〜)。
珍日本紀行も文庫で買ってて、たぶんそのシリーズの流れでいつか文庫化するはず!って思ってましたから、嬉しいです。
ヨーロッパ編、好きですねぇ・・こういう非日常的なものを集めた世界は。
特に常識の目で見ると、何ともおぞましい物体の陳列が、とても美しく、エロティックにすら感じられるものがヨーロッパには多い。
秘宝館のようなこれみよがしなエロも興味をそそられたりしますが、
蝋人形や剥製、奇形非奇形問わずな人体標本にも魅かれますね。

日本のこの手のものって、どうしても場末感や終末感漂う仄暗いインビさを感じるのですが(それはそれでまた好きだったりする)、
ヨーロッパのはどこか残酷さとファンタジックさが同居してる感じがします。
日本とヨーロッパの宗教観の違いなんかも影響してるのかもしれないですが・・。
そうそう行けるもんじゃないですが、イタリア フィレンツェ医学研究所や、フランス パリ大学医学部デルマス・オルフィラ・ルヴィエール博物館、イギリス グラスゴー大学などが収蔵してる標本は、行って実物を拝見してみたいものですし、
動物の剥製を使って色んなジオラマ仕立てにして展示してるイギリスのポッター珍宝館にも行ってみたいですね。
ただの動物じゃなく、色々繋ぎ合せたキメラ剥製を展示してるドイツの珍物博物館もイイ!!
その他、ちょっと残酷な蝋人形館や、様々な珍コレクションを展示してる蒐集館、ヨーロッパ版の秘宝館なども載ってるんですが、これもかなり興味をそそられるな〜

・・なんて、公言したらやっぱり他人からは眉をひそめられるだろうから、この本は自分だけの楽しみにします。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE (ちくま文庫)

アマゾンで購入する
筑摩書房から発売された都築 響一の珍世界紀行 ヨーロッパ編―ROADSIDE EUROPE (ちくま文庫)(JAN:9784480426390)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.