図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本) の感想

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参照データ

タイトル図説 ケルトの歴史―文化・美術・神話をよむ (ふくろうの本)
発売日販売日未定
製作者鶴岡 真弓
販売元河出書房新社
JANコード9784309726144
カテゴリ歴史・地理 » 世界史 » ヨーロッパ史 » ヨーロッパ史一般

購入者の感想

  まずケルト・ファンとしては、本のカヴァーの「トリスタンとイゾルデ」(ケルトの伝説)の絵にひきつけられました!
  アイルランドを始めとするケルト文化圏からは、現代でも「エンヤ」のようなさまざまな意味で「伝統」を背負った表現のできる、世界的なアーチストが輩出されていますが、この本はその「ケルト文化」がヨーロッパ大陸とイギリス諸島、フランスのブルターニュ、そして北スペインのガリシア地方から、ボヘミアの森までまで、いかに広くヨーロッパ各地に、その伝統と遺産を伝えてきたかを、ほんとうに、わかりやすく説いてくれています。

  お薦めのもう1つの理由は、著者たち自身が「現地で撮りおろし」た写真が満載で、解説も詳しくかつ生き生きしていることです。ダブリンで見た『ケルズの書』などのケルト文様のディティールまでが再現されていて、デザイン畑の人間にはほんとうに刺激的で有難いです。

  映画『地球交響曲(ガイヤシンフォニー)第一番』で、NHK紅白歌合戦に登場のエンヤと鶴岡真弓先生が共演しているのも観ました。エンヤ・ファンとしては日本とケルト文化が近くなって、こうした本でケルト文化を学ぶことができることが、ますます楽しみになってきています。
  わが国で出ているケルトの本の中で最もロングセラー、まちがいなく最良の本でしょう。

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