図説　フランスの歴史 (ふくろうの本／世界の歴史) の感想

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少し文章がかたいという印象はありますが、フランス史の概略がつかめるいい本だと思います。高校の世界史の教科書だと、どうしても中世に関する記述が少なめになりますが、この本はカペー朝やヴァロワ朝についてもそれなりの分量記述されており流れがつかめます。フランス史で有名なアンリ４世、ルイ14世、ルイ16世などの肖像画もカラーで載せられており、好奇心を満足させてくれます。最新の情報としては、サルコジ大統領のところまで記述されています。「ふくろうの本」シリーズは、歴史関係の良書が多く注目していますが、「イタリアの歴史」や「アメリカの歴史」などもぜひ図説で出してほしいなと思っています。